GTMのDTMで作曲な日々

GTMがDTMで日々作曲をしながら、発見したことをつづります。

イメージをもとに作曲する手順について考えてみた

今日は、新しい挑戦をしている曲のアレンジをしていました。

メロディーで引っ張る作り方ではなく、モチーフをうまく使って、サウンドで構成していくような作曲に挑んでいます。

今のところ、順調に作曲できています。シンセ、ピアノ、ストリングスにエレピも入れて、明るさと軽さと推進力を出せるようアレンジしています。

 

初めて作ってみると、今までの作り方では出てこなかったアイデアが出てきて、「自分の中にまだこんな音楽が存在していたんだ~」と、新鮮な気持ちになっています。

 

作曲するうえで、イメージがとても大切だなと、最近とても感じるので、今日はそれについて考えてみたいと思います。

 

イメージをもとに作曲する手順

作曲をするにはまず最初にイメージがあったほうが、私は作りやすいです。逆に何も無いと、選択肢が多すぎて何も決められず何も作れません。

 

いつも、作曲前の準備はこんな感じでやっています

1.何に使う曲なのか、演奏時間はどのくらいか、どんな映像をイメージして作るのか、を決めてノートに書きだす。

2.1.を踏まえて、どんなイメージを音楽で描き出すのかを、言葉でノートに書きだす。

3.2.で書きだした言葉をもとに、アレンジするときの具体的な楽器を、ノートに書きだす。

4.1.2.3.を踏まえて、最初のモチーフを五線紙に音符で書き、ピアノを弾きながらざっと全体のメロディー、構成、コードを決めて、作曲する指定時間ぶんのスケッチを作る。

5.1.2.3.4.をもとに、パソコンに向かい、DTMでアレンジしていく。

 

人間はすべてを言葉を使って考えているので、映像としてのイメージを作る時も、言葉を使って考える方法が良い気がします

 

 

今作っている曲なら例えば、「地球と人間に優しい未来を作っていく」ようなイメージで、時間は1分40秒くらいで作りたい、と最初に考えました。

 

そこから、水平線や地平線、海や太陽を映像として思い浮かべました。 

 

音楽のイメージとしては、開放的、明るくソフト、軽い、前向き、推進力、という言葉を思い浮かべました。

 

そこからさらにイメージを言葉にして考え、光、未来、金色、銀色、キラキラ、緑、環境、地球、人間、朝日、温もり、生命力、風、笑顔、優しさなど、思いつく限り全部書き出しました。

 

そこから、その言葉のイメージを表現するのに使いたい楽器を、ピアノ、ストリングス、シンセサイザー、というふうに決めました。

 

そしてスケッチを作った後、アレンジをしていきます。

 

アレンジの段階では、イメージとずれないように頭の中に映像を思い浮かべながら、作っていきます。光や風などを五感をフルに使ってイメージしながら作ります。

 

イメージをもとに作ると、曲が作り出す世界観が色鮮やかになる気がします。物語性も増して、聞いてくれる人に何かが伝わるような音楽になる、と思っています。

それが作曲するうえでの、表現力なのかなあと思います。

 

自分で作り出した世界に浸って作曲をしているときが、最高に幸せな気分です。その時は全部忘れられる。

たった一人でも、自分の作った音楽で幸せな気持ちにさせたい!と思って、明日もまた続きを地道に作曲します。

 

 

 

いつもと少しだけ違うことに挑戦して作曲力をアップさせるぞ!

今日は気持ちも新たに、新しい曲の作曲を始めました。

ピアノを中心に、ストリングスとシンセを使って、地球や水平線や大地の美しい景色をイメージした軽めでかっこいい曲にアレンジしようと思っています。

 

いつも同じでは飽きてしまい、生産性が落ちてしまいます。台風により引きこもらざるを得なかったときに、日々の作曲について考えました。最近、自分は同じようなものばかり作っていたかもしれない、と気が付きました。

 

いつもと違うことに挑戦!

そこで、いつもと少し違うことに挑戦してみる!ということをやってみようと思いました。

自分の中でやったことのない方法で作曲する、ということを考えました。

具体的には、「メロディーのない曲を作る」ということに挑戦します。

 

私は子供のころから、きれいなメロディーが大好きです。それはずっと変わることなく今まで続いています。

今でも、作曲するときは、メロディーを一番初めに作って、メロディーで引っ張って曲を構成していく感じです。無調で書いていた時もそのやり方で作曲していました。

きれいなメロディーを書くことが自分の強みであると思っています。

 

今回はそのメロディーを中心に持ってくることなく、作曲します。

つまり、メロディーよりもサウンドをうまく構成してイメージを作っていく、という作曲方法です。

 

曲の半分くらいまで、アレンジしましたが、何とか、曲になりそうです。

 

今までやったことのないことなので、どんな音色を重ねたらよいのか、どんなモチーフを書けば推進力が出せるのか、光の明るさが表現できるのか、ベースはどうしたらいいか、など、アレンジしながら、もう無限と思えるほど、いつも以上に疑問が湧いてきます。脳がフル回転の状態です。

 

いつもと少し違う視点に立って、曲を作ることで、いつもと同じ作り方では見えなかったものが見えてくるような気がしています。

作っているときの気持ちも、新しいことをしているようで、どんなふうに曲が出来上がるのかわくわくしています。

 

人間はすぐに飽きてしまうので厄介です。自分を飽きさせず、作曲力をアップさせる方法をこれからも考えて実践していきたいです。

 

皆さんは曲を作り続ける上で、どんな工夫をされていますか?いいアイデアがあったら聞きたいです。

 

 

 

ギター力をアップさせる方法について考えてみた

今日は音の最終調整をして、やっと音源を完成させました。

次の日になると、また直したいところが出てきます。完璧を求めすぎると、永遠に曲が完成しないので、今日気になったところを全部直して、完成にしました。

 

ギターのレッスンに月一回通っています。

ギターを弾く力を高めるために、日々心掛けていることについて、書いてみます。

 

私がギターを習い始めたのは、大人になってからです。作曲をするときに、ギターのパートが書けるようになりたくて、4年くらい前に習い始めました。

初めは、左手で弦を抑えられず音が鳴らせなかった状態でしたが、今は自分の作曲した曲も弾けるし、市販のスコアの曲も弾けるようになりました。

最近はずっと MAN WITH A MISSIONのスコアを弾いています。

 

ギター力をアップさせるために必要なポイント3つ

  1. 毎日練習する。練習する時間を決める。
  2. レッスンを有効活用する。
  3. 基礎練習を必ずする。

習慣が人を作ると言われています。ギター力も習慣が作ります。

 

1.例えば私は17時30分くらいから必ず60分練習します。

タイマーできっちり図り、20分基礎練習、10分アコギのバッキングの練習、残り30分で次のレッスンに持っていく曲の練習をすると決めて実行しています。

タイマーを使うことで、時間を意識せず集中することができます。

集中が途切れた時も、タイマーが鳴るまではとにかく左手を動かして、指を動かす練習をします。そうすることでギターを弾く筋力がつき、どんどん曲が弾けるようになっていきます。

 

2.先生に習うのにも、上手な習い方というのはあると思います。受け身ではなく、能動的に習うのが大切な気がします。せっかくお金を払って機会をいただけるので、それを有効活用したほうがお得です。

例えば私はどのようにレッスンを受けるかを自分で決めています。

一か月に1回のレッスンと決めて、そのレッスンまでに必ず1曲、市販のスコアの曲を暗譜で弾けるようにします。つまり、弾く曲や教材は自分で決めています。

自分が到達したい目標に合わせたレッスンの受け方は、自分で考えて作るほうが、効率が良いと思います。

今は、ギターの様々な奏法や、一つの曲の中で、ギターパートをどのように効果的に使って作曲されているのか、といったことを、弾いて学んで自分の知識や経験を増やしたい、というのが目標です。

 

3.ピアノの練習も毎日していて気が付いたのですが、基礎練習はとても効果があります。チェルニーやハノンを毎日弾くと、指の筋力がつき、効率よくテクニックが身に付くので曲を弾くときに、ラクに弾けるようになります。

ギターも同じです。指の筋力や指の動かし方と頭の回線をつなげることが肝心です。

基礎練習はそれを効率よく身に着けられます。

 「ギター基礎トレ365日」という教則本を使って、基礎練習しています。この本は365日分の、とても短い基礎練習の仕方が書かれていて、毎日一つずつ挑戦していくうちに、ギターの様々な奏法を弾けるようになり、指の力もつくという、素晴らしい本です。今は第37週まで進めています。

 

ギターとピアノが弾けると断然有利

DTMで曲を作るなら、ギターとピアノが弾けたほうがとっても有利です。

それから何よりも楽器を弾くのは楽しい!モーツアルトだってバッハだってベートーヴェンだってみんな楽器の演奏家でした。

作曲家は演奏ができたほうがやっぱりいいです。演奏する気持ちで曲を作ることができるので、曲のエネルギーや躍動感が生き生きしたものになります。

 

もう楽器を始めるのは遅いと、あきらめるのはもったいない。大人になってからでも、コツコツ練習を続ければ、どんな楽器でも弾けるようになります。

 

 

 

 

リバーブも音源に合わせてパンを振るべし!

今日は、ひたすら曲のミックス作業をしていました。

ミックスはやっぱり難しいなあと、思いました。アレンジはいい感じでできたのですが、ミックス次第で、そのアレンジが、良く聞こえたり、冴えない印象になってしまったりします。ミックスって大事ということを改めて感じました。

 

そして、今日、自分の中での大発見をしました。いつもミックスして音源を完成させていくときに、なんかもやっとするし、音が全体にぼやけている気がしていました。

その原因が今日わかりました。今日気付いて本当に良かった。超初歩的なミスを続けていた自分に気が付きました。

 

バーブもパンを振れ~!

 

曲の最後の余韻の音処理が、きれいに収まらず、良い方法を調べようとしたら、別の問題の解決方法を見つけました。

いつもほぼ全部のトラックにセンドでリバーブをかけています。そして当たり前ですが、パンもトラックごとに左右に振っています。

そして、センドのリバーブは中央からかかる、ということに、今日気が付きました。つまり、リバーブの音が全部真ん中から響いている状態だったため、全体の音がぼやけていたということです。

私はCUBASEを使っていますが、CUBASE側でセンドのパンを振るように設定できます。トラックのパンと同じに、リバーブのパンを振ります。すると、音がすっきりします。

バーブもパンを設定する、というのをこれからも必ず忘れずにしようと思いました。

 

DTM独学のメリット

上記のように、DTMの独学は大変なところもあります。しかし、自分で本気で知りたいことを調べて、失敗して、やっとつかんだ発見の数々が積み重なっていく感じなので、絶対に忘れない体に染みついた体験として身についていく感じです。

 

先生に習えば早いのかも知れませんが、自分がまさにその問題に直面したその時でないと、先生にもらった言葉を理解することは難しいし、すぐ忘れてしまいます。

それに対し自分で失敗して、苦い思いをして得たものは、ずっと記憶に残る気がします。独学もメリットはたくさんあります。

 

ちなみに、最初は3年間ほどDTMを習いに行っていました。今回のリバーブのことも先生に聞いたような気がしますが、多分、当時はその問題に直面していなかったため、言葉ではわかっているつもりでも、本当の意味で理解はしていないどころか、記憶にも残っていなかったということです。

 

発見できてよかった~。

 

 

 

鋼のようなメンタルで楽しく曲を作ろう♪

今日は、化粧品のCMをイメージした曲を制作しました。

アレンジは完成して、ミックスもだいたい終わっています。まだあともう少し、音を調整しようと思います。どうなることかと思いましたが、清潔感もキラキラ感もしっとり感も、うまく表現できました。

 

今日は、「良い感情で作曲をすること」について考えてみたいと思います。

 

曲を作っているときは、ネガティブな気持ちになってしまいがちなんだな、ということを最近感じました。それは、少しでも質の良いものを作曲したいので、自分の中でたくさんダメ出しをするからです。

 

作曲しているときは、「もっと良いアレンジの仕方があるはず」「もっと良い構成の仕方があるはず」「もっと良いコードがあるはず」など、一度作ったものに対して、本当にこれが最善なのかと問いながら、最善の解決策を探っていきます。

だから、つい、今度の曲はまだ全然うまく書けていない。まだ全然作曲がうまくなれない、と思って悲しくなってしまいます。

 

でも、次の日、客観的に自分の曲を聴くと、全然だめだと思っていたものが、意外とよくできていると思ったりします。

 

自分の感情の波に一喜一憂せずに、常に良い感情で作曲できるように工夫できることは何でしょうか?考えてみました。

 

鋼のようなメンタルで良い曲を作るポイント!

・健康な生活をする。睡眠食事運動を良質にする。

 健康な体が、健康なメンタルを作ってくれます。最善の仕事をするためには強いエネルギーが必要です。

・作曲の技術的な部分だけ、ダメ出しをする。

曲の質を向上させるためにダメ出しは必要不可欠です。しかし、自分の作曲人生まで含めて考えないようにします。あくまで、テクニック的なところだけ考えて、課題が見つかればその対策をすればよいだけと考えます。

・作曲を楽しむ。

作曲は地道な作業の積み重ねですが、空想の音の世界で自由に遊んでいる楽しさを、味わって作るのが良い気がします。

 

まだ全然、作曲が極められていないし、ああ書けないと思うこともたくさんありますが、やっぱり作曲をしているときは楽しいです。

 

良い感情で作曲することによって、曲ににじみ出るイメージも良いものになって、聞いて下さる人に幸せになってもらえる曲になるのだと思います。今回の考察で、そう感じました。

 

毎日のDTM生活で、自分の過去と比較すると、少しずつですが、作曲がうまくできるようになってきました。少しずつですが、着実に夢に近づいているんだなと思います。

 

作品を買って下さる方がいてくださって、本当にありがたく思っています。まだまだ良い曲をたくさん作ります!

 

皆さんは、良い仕事をするために、どんな工夫をされていますか?

 

 

 

 

 

結構難しいぞ~‼15秒、30秒の曲の作り方

今日は、化粧品のCMをイメージした曲のアレンジをしました。水のイメージ、柔らかいしっとりつやつやなイメージ、光がキラキラ輝いているイメージを、何とか音で表現しようと試みています。

たった15秒の曲です。でもまだアレンジは完成していません。

 

今日は、15秒や30秒といった、短い曲の作曲について、考えてみたいと思います。

 

短い曲の作り方

最近15秒や30秒の曲を作ることが多いです。

初めて、DTMで15秒の曲を作ろうと思ったとき、今までは3分や4分、それからもっと長い曲もたくさん作ってきたので、15秒の曲なんて簡単にあっという間にできてしまうだろうと、思っていました。

ところが、実際に15秒の曲を作ってみて、その考えは間違っていることに気が付きました。

 

たった15秒で、ストーリーがあって、最後にハッと振り向いてもらえるような展開を見せる音楽を作ることは、3~4分の曲を作るのと同じくらいの、アイデアとエネルギーが要ります。展開が早すぎでもイメージが作れないし、平坦すぎてメリハリが無いと、まったくインパクトのないぼやけた曲になってしまいます。

 

最初にスケッチを作ったら、何度も何度も、音色を差し替えたり、音を重ねたり、フレーズを考えたり、アレンジにとても試行錯誤します。作ろうと思ったイメージを思いきり表現できるように、工夫を重ねます。

 

どんな曲にするのか、最初のイメージが大切だと思います。

3ステップで曲を作る

  1. どんな映像に重ねる音楽なのかをまず想像します。
  2. 次にそれに合わせた音楽のイメージを考えます。色、形、光、質感、肌ざわり、感情などを思いつく限り、ノートに言葉で書いていきます。
  3. その言葉から、頭の中でイメージを作って、その空間をよく感じとりながらスケッチを作り、アレンジしていきます。

 

最初に言葉でイメージを作るところが、大切なポイントだと思います。そうすればアイデアがぽんぽん出てくるし、作っているうちに、やりたいことからずれてしまうのを防げます。

 

 

自分が作り出した空間で音遊びをしているときが、一番幸せな気がします。

明日も元気にいい曲作るぞ!

 

未知なるシンセサイザーを楽しむぞ!

今日は、新しい曲を作曲し始めました!

 

約一週間、オーケストラの曲をずっと作曲していて、面白かったのですが、飽きてきたのも事実です。そして、編成が大きめだったため、若干作曲疲れしました。

でも、一曲完成させられた満足感があるので、さっぱりしたうれしい疲れ方です。

飽きたら創造のエネルギーが弱まるので、「曲は一気に作ろう!」と思いました。人生は有限です。

 

今日作り始めた曲は、化粧品のCMをイメージした曲です。

キラキラ感やすべすべ感、お肌の透明感、みずみずしいしっとりしたイメージが出せるように、色や形や質感を頭の中に想像して音にしていきます。

短い時間の中で、見ている人の感覚が刺激できるように、よく耳を澄ませて、気持ちいい音を重ねていきます。想像の世界に遊んでいる時間は、すごく自由になった気がして、楽しいです。

 

DTMのすごいところは、オーケストラの楽器も、シンセサイザーの音も、ドラムの音も、ごちゃ混ぜに使って、曲を作れるところです。もうなんでもありのパレットを使い、作曲できます。たくさん実験をして、いい効果のする方法を探すのがとても面白いです。

 

完全なEDMやエレクトロのような曲は、まだ作れないです。それっぽい曲はいろいろつくっていますが。ずっとクラシックの作曲でやってきたため、まだシンセサイザーをあれほど駆使できません。

 

シンセサイザーをまだ熟知できてない~

オーケストラの楽器は、有名な管弦楽法の本をいろいろ読んで、クラシックのスコアを見て音源を聞いて、という勉強をしてきたので、音の使い方はだいたいわかりました。

 

つまり、オーケストラの楽器は、全部リアルなので、楽器の使い方の型があって、楽器の音が決まっていて、奏法も決まっている中から、それぞれを選んで曲を作ることができます。前提として決まっている部分が多いです。

 

それに対して、全部シンセサイザーで作っていく曲は、慣れないと難しいです。

 

構成の型はある程度ありますが、ほとんど型や決まっているものが無く、かなりの部分が自由自在です。波形を重ねて、好みの音を作ることもできます。

 

全部シンセサイザーを使う曲を、アレンジしていくときに、どの音とどの音を重ね合わせていけば良いのか、音を選び取っていくのが結構難しいです。組み合わせても全然聞き映えしない音になったりします。お互いが異質になり過ぎない音を選ぶのが結構難しいです。

 

ひたすら作曲が上手な人の真似をしていくしか、上達の方法は無いのではないかと思います。

有名な作曲家の作品は、本当に上手にシンセの音を使いこなしています。

同じ音源を買いそろえても、同じ質のものはなかなか作れない。当たり前ですが、例えば、ゼッドやアヴィーチーが使っている音源と同じ音源を買いそろえても、同じ質のものは作れません。そこが面白いし、人気のある曲はやっぱりすごいな、と思います。

 

DTMの先生には、シンセの音選びが上手だと褒められました。でもそう言われるまで、自分はまだシンセの使い方がまだ全然うまくできてないと思っていたので、意外でした。毎回音選びは、迷います。

 

シンセサイザーを自在に使える人になる!」これが、当面の目標になるのかも知れません。でも、音自体を自分好みに作れるって、シンセってすごい!と思います。

 

 

 

作曲は教われないもの⁉

今日オーケストラの曲が、やっと完成しました!

 

京都をテーマにしていて、平等院鳳凰堂のような昔の人々の願いが作り上げた、この世のものとは思えない、美しい景色をイメージして作曲しました。

ほんの少しのアイデアを展開して、壮大な感じのオーケストラ曲になりました。

今まで、書けないと思っていた感じの曲が、ふと思えば、今回書けたので、自分が少し前進できたのを感じました。

 

作曲は一度限り!

作曲は面白いです。毎回自分でもどう作っているのかがよくわかりません。

同じスケッチを見ながら作っても、もしデータが全部消えて、もう一度アレンジし直すとしたら、二度と同じものは作れないと思います。

その時に感じたイメージや色や、自分の心の状態によって、どんな音を置くかが全然変わってくる気がします。

体が疲れてくると、自分の体が歌を歌ってくれず、良いアイデアが生まれません。たっぷり休むと、元気になった体が、とても面白いアイデアを教えてくれます。

 

作曲は教われないもの

私は高校生から正式に師匠に就いて作曲を習い始めました。そのお師匠様から始めに言われたことがあります。

 

「作曲は教えてあげられない」

 

高校生だった私は、びっくりしました。作曲ができるようになりたくて、お師匠様のところへ行ったところで聞いたからです。

 

呆然としている私にお師匠様は、ソナタ形式の型を教えたり、和声を教えたり、曲の分析の仕方を教えることはできる。だけど、どうやって自分で作曲するのかは教えることができない」と言われました。

 

その時はよくわからず、そんなものかと思いましたが、今思い返すと、やっと20年の時をかけて、お師匠様の言われたことの本当の意味が、分かった気がします。

 

私もお師匠様と同じように、作曲は教えることができないものだと、感じます。

 

曲の作り方は人それぞれだし、世界中には現在も過去にも、多様な音楽がたくさんあるからです。この世の他のものと同じように、作曲にも一つのモノサシは存在しません。

 

構成を考えたり、コード進行を考えたりはしますが、細かいところはその時必然だと感じた思い付きの連続で作っていくので、なぜそこにその音を置いたのかという考え方を説明することはできますが、その曲に限ってのことなので、作曲の仕方を説明することにはなりません。

 

自分でたくさんいろんな曲を聴いて、自分でたくさん作ることでしか、作曲ができるようになる方法は無いのではないでしょうか?みなさんはどう思われますか?

 

小学生だったころ、通っていた音楽教室ソルフェージュの授業で、自分の作った曲をみんなの前で一人ずつピアノで弾いて発表する、という時間がありました。

その時に、自分でもきれいなメロディーの曲ができたと思っていて、それを「みんなに聞いてもらえるんだ!」とおもってすごくうれしくてワクワクしていたことを思い出します。その時のワクワ感がずっと忘れられなくて、作曲を勉強し始めました。

 

今もその気持ちは、ずっとある気がします。

これからもたくさんの人を喜ばせられる音楽を日々作っていきます。

 

 

少しずつ、前進している

今日は、オーケストラの曲のミックス作業をしていました。毎回、意外と時間がかかります。まだ完成していません。

 

効率よく作業をするために、「Neutron3」を使って、全体の音量バランスを整えています。でも結局はその後、かなり自分で修正します。

 

面白いぞ!Neutron3!

「Neutron3」が出してくる音量バランス調整の結果が、すごく面白いです。「そんなにその音を上げるのか~!」と思うことがよくあります。自分の中からは出てこない発想を出してくるところが面白いです。いいなと思えば、そのアイデアを使ったりして、楽しんでいます。

 

ミックスの作業も、すごく楽しいです。EQで音を削ったり、リバーブで効果をつけたり。もっとこうしたら全体の音がきれいになる、と考えた通りに、音が加工できるのが、DTMの素晴らしいところです。作曲するほどまだまだ経験が足り無いのもわかるので、もっともっといっぱい曲を作っていきたいです。

 

作曲が上手になりたい、少しは前に進んでるかな~

作曲が上手になりたいです。当たり前ですが、いきなり上手にはなれない。毎日の積み重ねを着実に積み上げていくしか、上達の方法は無いと思います。手っ取り早く、できるようになる方法があったらいいけど、そんな方法はありません。上手になるには、曲をたくさん書いて考えて書いて考えて書いて、とやれば良いだけではないかと思います。

焦らないで、楽しみながら、少しずつでも前進していると信じて、一日一日を積み重ねていきたいです。

 

9月もいろいろな方が、私の曲を利用してくださったので、すごくうれしいです。

10月も、たくさんの人に喜んでいただける曲を作ります!

 

 

ストリングスの打ち込みのポイントは?

今日もDTMで曲を作っていました。

 

今日は、フルートが主役のオーケストラの曲の制作をしました。

アレンジは完成して、ひたすら、キースイッチや強弱、ペダルなどの細かい打ち込みをしました。アレンジと違って、単調な作業なので、ずっと作業していると飽きてきてしまうのが悩ましいところです。今回は、完成度を高めた良い音源にしたいので、特に気になるところはすべて改善しています。いつもそうやって作っていますが、いつもより気持ちが入っています。

 

ストリングスパートを、きれいな音に作る打ち込み方法について、簡単に考えてみます。

曲によりますが、ほとんどの場合では、実際の演奏に近づけることが目標になると思います。従って、実際の演奏に近づけるという前提で考えていきます。

 

キースイッチを駆使するのがポイント!

スタッカート、ピチカート、長く伸ばす音、短めにする音、レガートなど、使用するソフト音源にもよりますが、そのソフト音源で使えるあらゆるキースイッチを試して、自分のイメージする音に近いものを選んで打ち込んでいきます。

 

私はVIENNAの「SYNCHRON-IZED SPECIALEDDITION VOL.1」というオーケストラ音源を使用しています。買い足していないのでアーティキュレーションはそれほど多くありませんが、それでも、良い音源を作るのに十分なアーティキュレーションが用意されています。トリルが無いのがちょっと悩めるところですが、鍵盤で弾いて打ち込めば問題ありません。

このソフト音源はキースイッチも入力しやすく、とても使いやすくて音も美しい、素晴らしいソフトです。

 

ピチカートなどのよほど目立つ部分を除き、キースイッチは、アレンジが完成した後で入れます。

全体の音のバランスや全体のフレーズの流れを考えながら、調整したいためです。

 

ほぼ「レガート」を打ち込みますが、伸ばす音は「LONGNOTE」にしたり、「レガート」のままにしたり、曲の中で目立たせたいところかどうかも考えて、使い分けています。短い音の「SHORTNOTE」も、うまく使うと、印象的な雰囲気を出すことができます。

 

手間はかかりますが、細かくキースイッチを打ち込むことで、何もしないよりも、はるかに全体が良い音源になります。時間の許す限り、丁寧に打ち込んで、いい音源を作りたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フルートパートの作曲方法を考えたよ♪

もう10月になりますが、まだまだ夏のように暑いですね。

今日も、フルートを主役にしたオーケストラの曲を制作しました。アレンジもだいたいできました。あとは、細かい打ち込みをして、全体を整えていく地道な作業です。

 

いい曲になりました。そして、この曲を書いたら、次の曲の課題も見えてきました。

もっとアレンジが上手になりたい!

 

今日は、フルートのソロパートを、フルートという楽器の特性を生かして、作曲する方法を考えてみます。

 

フルートは、小学4年生から習い始め、それからずっと音大の大学院まで、副科として親しみ続けました。

私にとってフルートは「永遠の副科」の楽器です。音大の定期試験の度に、隠し芸大会のような気分で、一生懸命練習したことを思い出します。最初は不純な動機で始めたので、あまり興味もありませんでした。しかし、だんだん好きになって長年続けたため、そこそこきれいな音で吹けるようになりました。

 

さて、フルートのパートをうまく作曲する方法について考えます。

 

まず前提として、フルートを主役にするからには、フルートである必然性が感じられる曲にしたい、という気持ちがあります。つまり、シンセサイザーに置き換えても、歌に置き換えてもいいような作り方では、せっかくフルートを主役にする意味がないのではないかと思うのです。要するに、楽器の特性を生かした方法で作りたい!

 

フルートのソロパートを作るポイント

1.それぞれの音域の特徴を使い分けて作る

  • 低音域⇒独特な雰囲気を持つ音域です。少し陰りがあるような感じがする音です。低音域は、大きな音は出せないので、他の楽器に埋もれないようにアレンジする必要があります。
  • 中音域⇒フルートらしい音がする音域です。
  • 高音域⇒フルートの明るさや輝かしさが生きてくる音域です。吹いていて芋気持ちよく吹ける音域です。オーケストラの中でも埋もれず、音がよく抜けてきます。

2.トリルを入れる

 フルートのトリルは華やかな雰囲気を作り出します。フルートらしさが出てきます。

 

3.細かく動く速いパッセージを入れる

 フルートは細かい動きが得意な楽器です。色彩のような効果も出せます。

 

4.長く伸ばす音を入れる

ビブラートを使って伸ばす音も、魅力的な音色です。

 

5.呼吸を考えて作る。

当たり前かもしれませんが、歌のパートを作る時と同じように、どこで息をするかを考えて、呼吸が自然にできるフレーズを作ります。

 

細かく挙げればこのほかにもたくさんありますが、とりあえず簡単に考えると、このようなイメージで作るとフルートらしい曲にできると思います。

 

 

フルートを吹いているときは、高音域が吹きたくなります。遠くまで響き渡っていくようで、すごく気持ちがいいからです。そしてピアノやギターと違い、手が小さくても、まったく問題なく演奏できるところがうれしいところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DTMのススメ

今日は、京都をイメージした曲のアレンジの続きを制作していました。

「koto13」の箏も使い、オーケストラの音で豪華で華やかな曲になってきました。

 

日々作曲しながら、オーケストラの音が自在に操れるってすごいな、と最近常々思っているので、今日はDTMをおすすめする記事を書きます。

 

DTMのススメ

私が作曲にDTMを使うようになったのは4年前くらいからです。

DTMはすごい!

 

それ以前は五線にシャーペンでひたすら音符を書いていました。五線に書いていく方法での作曲では、本当に集中しているときでなければ、オーケストラの全部の音は聞こえません。

 

DTMは、とりあえずアイデアを音にして、耳で聞いて実験しながら作れるという、大きなメリットがあります。音も、自分で好きなように加工できるし、シンセならゼロから好きな音が作れて、曲に使えます。とても素晴らしい。

 

これが手書き作曲だったら、まず鳴らす段階で人に頼まなければいけません。本当に鳴らすならホールも借りないといけない。お金も時間も莫大にかかります。もしそれができなければ、せっかく曲を完成できても、ただの妄想で終わります。これまでただの妄想で終わった大曲がなんと多いことか…

 

それを思ったら、DTMでいくらでもオーケストラでもなんでも作れる現在は、過去の人から見たら夢のような未来なのだと思います。

 

全く機械に興味もなかった人生だったので、DTMを始めた最初は、すごく苦労しました。パソコンがまずわからないところから始まりました。

でも、ずっとやってみたかったので、音楽教室に習いに行って、教えてもらったら、すぐにできるようになりました。慣れれば、難しいものでは無いということがわかりました。

 

DTMのメリットとデメリット

メリット

  • どんどん音にして実験しながら曲を作れる
  • 音源さえあれば、どんな楽器でもどんな音でも使って曲を作ることができる
  • 音を自由に加工したり作ったりして、曲を作ることができる

 

デメリット

  • 人間が演奏している楽器の音色や表現力は絶対に出せない。(これは致命的)
  • オーケストラではそれぞれのパートが明確に聞こえない。(アレンジで工夫するしかない)

 

本物の演奏よりは絶対に劣るけれど、たった一人でも豪華な編成の曲を作ることができることは、本当にすごいことだと思います。

 

まだDTMをためしていない方は、試してみると面白いと思います。

 

まだまだ使い方を研究中です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作曲が上手になる方法?ん~どうだろう?

今日は、フルートが主役の和風な曲を制作していました。

 

いつも、曲のスケッチの段階では、イメージは決まっているけれど、具体的な楽器とか音の構造は決まっていない状態です。アレンジをし始める最初の時はいつも、「どうしようか」、「これで曲になるのか?」と、結構自分を疑ってしまいます。だけど、結局アレンジし始めてしまえば、イメージは決まっているので、考えながらも、いい感じに作曲が進んでいきます。

 

最初のアイデアを信じて、曲に仕上げていく過程は、いつも、疑っては信じて、の繰り返しです。

最初のアイデアが本当につまらなかったら、曲全体がつまらないものになってしまうので、それだけは避けたい。すべて自分の主観的な感覚で判断していくしかないので、毎回、疑っては信じての繰り返しをしています。

 

作曲が上手になるには、この、疑って信じての繰り返しを、大量に経験するしかないのではないか、と思いました。

 

作曲が上手になる方法を考えてみた

  • いろんな曲を、とにかくたくさん作ること。
  • 構成や和声を論理的に考えて整然と作ること。(もちろん遊び心も重要)
  • 曲の核になるアイデアを、良いものにすること。(良くなければ書き換える)

 

20年以上前に作曲を習い始めたころからずっと、「作曲が上手になりたい!」という気持ちが、自分の中にいつもあります。

音楽も奥深いので、一生かかっても、満足いく出来にはならないと思います。だけど、自分の中でできる限り、上手になって、たくさんの人に楽しんでもらえる音楽を作りたいと思います。きっとそのほうが楽しい!

 

 

日本の風景をテーマに曲を書く 地球を大事にしたい

今日は、また新しい曲を作り始めるので、ピアノに向かい曲のスケッチを作っていました。

 

子どものころに比べたら、ずいぶん気温が高くなりました。小学生の頃に教科書に書かれていて、「人類の未来の課題」と言われていた地球温暖化が、本当に確実に進行していることを実感します。結局、問題は先延ばしにされ続けて、その結果が今現実になっているのだなと、ニュースを見て思いました。

 

次の曲は、京都の美しい情景を、描こうと思っています。たくさんの人に日本の伝統と歴史と美しい自然を、知ってほしい想いがあるからです。また、私も知らないことがたくさんあるので、もっと知りたい、というのもあります。

 

私たちが、何も考えず、欲しいものを欲しいだけ得て、やりたいことをやりたいだけやったら、今ある自然は、すぐになくなってしまうものかも知れません。日本も、縄文時代から比べたら、今の環境は、かなり壊されて少なくなっていると思います。

歴史に残る文学を読めば、かつての人たちが、豊かな自然と共に暮らしてきたことがわかります。当たり前のように身近にあった美しい自然は、次第に失われてきているのだと思います。

 

このまま問題を解決できずに進めば、近い将来、人が住めない地球になってしまいそうです。せめて、そのことを忘れずに、例えほんの少しでも、自分にできることをしていこうと思います。

 

次は、今ある美しい風景を、生き生きと表現して曲を作る予定です。大好きなフルートを主役に使います。

 

 

 

 

 

 

スピードアーップ!半自動のすすめ~Ozone8とNeutron3~

 

今日は、だいたい曲ができたので、ミックスの作業をしました。

 

最近、「Neutron3」と「Ozone8」を購入しました。

最初は、使い方もよくわからず、良いのか悪いのかも不明な状態でした。

今は、いくつか曲を完成させてみて、どちらも、結構使いやすく、良い効果が得られるものだとわかってきました。

 

「Ozone8」は、使い方がとても簡単で、自分でいろんなプラグインを挿してそれぞれをいじるよりも、いい音になります。一度自動で設定させて、それを自分の納得いく音になるよう、調整します。全部自分で設定するより速く完成できます。

 

「Neutron3」のほうは、使う前にすごくためらいがありました。なぜなら、自分の曲の音量バランスが、機械にわかるはずがない、と思っていたからです。

 

使用したら案の定、全体の音量バランスを取るのは、それほど、自分のイメージ通りにはいきません。でも、今は、まず「Neutron3」に自動でバランスを取ってもらいます。そのあと、自分でもう一度バランスを調整します。

 

「Neutron3」をはじめに使うと、マスターフェーダーの赤ランプが点灯しないところまで、とりあえず持っていってくれるところがありがたいです。そのあと自分好みに修正すれば、全体の作業スピードは速くなります。

 

各トラックにも「Neutron3」を挿して、自動調整してもらうこともあります。

どうプラグインを挿したら、その音源が曲の中で良く聞こえてくるのかが、自分でよくわからないときに使います。すると、それが一つの参考になります。

自動機能を使わなくてもそれぞれEQやコンプを単独で挿していく、という使い方も、使い勝手が良く、試しながら音を作っていく楽しさがあります。

 

「Ozone8」と「Neutron3」に、半分自動で調整してもらうことで、全体の作業スピードが上がった気がします。

 

AIは、人間の仕事をサポートしてくれる、ありがたい存在です。知らないことは勉強して、上手に使いこなしていきたいと思います。