GTMのDTMで作曲な日々

GTMがDTMで日々作曲をしながら、発見したことをつづります。

作曲するためにギターを習っていること

作曲するために習い始めた楽器のこと

 DTMを習い、DTMでの作曲を始めてから、ギターパートをどう書くかにとても悩みました。

 DTMを習う以前は、幼少の頃からずっと習ってきた音楽はクラシック音楽で、作曲も音楽大学で勉強したため、ポピュラー音楽ではないクラシック方面の曲を作曲してきました。ギターの入った曲を書いたことはありませんでした。

 

 

 学生だった頃、「弦楽器は習ったほうが早いよ」と作曲のお師匠様に言われ、すぐにお箏を習いに行って、和楽器の曲を作曲したという経験があります。その結果わかったことは、自分で楽器を演奏できるようになると、手の使い方や、間のとりかた、楽譜の書き方、良い音で響かせるための作曲のしかたなどが、確かな感覚として覚えられる、ということです。お師匠様の言われたことは本当でした。


 そんなことがあったため、ギターの弾き方がわかれば、もっと曲の中で自由な表現ができるはず、と思い、DTMを習い始めてすぐにギターも習ってしまうことに決めました。

 そうして現在3年くらい経ちました。

 

 ここ一年くらいは、毎日きっかり1時間ギターの練習をしています。20分間エレキギターの基礎練習、10分間アコースティックギターで曲練習、30分間でエレキギターの曲練習と決めていて、タイマーをセットして、アラームが鳴るまで夢中で弾いています。月に一回のレッスンには、エレキギターの曲を1曲暗譜で弾けるようにして行きます

 ギターを始めた最初は、弦がきちんと押さえられず、音を鳴らせず、ギターの先生が焦っているような状態でしたが、毎日弾き続けたら、ちゃんと音が出て、曲も弾けるようになりました。ギターは親近感がわく楽器です。弾いているときにずっと抱きしめている感じがすごく好きです。

 

 結果として、よくわからない楽器だったギターが、今は身近なものになりました。速弾きもまだできないし、手が小さいため完璧に鳴らせないコードもあるけれど、曲の中で、ギターパートをどんなふうに作ったらいいのかがわかってきました。

 自分でギターを演奏して録音し、作曲することもできるようになりました。

 

 作曲するために、自分が知りたいと思う楽器は、もし時間が許すなら、自分で弾けるようにしたほうが圧倒的に近道なんだな、ということがわかりました。

 作曲をするためには、いろいろな楽器が演奏できたほうがいいとよく言われる理由が、身に染みてわかりました。