GTMのDTMで作曲な日々

GTMがDTMで日々作曲をしながら、発見したことをつづります。

「koto13」を使ってお箏の曲を作曲し始める

「koto13」を使ってお箏の曲を作曲し始める

 今日は、DTMでお箏を使った曲を作り始めました。

 9月に入り、虫の鳴く声が聞こえてきて、秋を感じます。秋と言えば日本の伝統音楽を聴きたくなります。篠笛もいいしお箏もいい。雅楽も宇宙を感じられていいです。

 

 もし初めてお箏の曲を作る方がいらっしゃったら、少しくらいは参考になるかなと思い、お箏の曲を作っている感じを簡単に書きます。ちなみに私は、DTMで「koto13」というソフト音源を使って作曲しています。

 

 お箏は、一般的なものは13本の絃が張ってある十三絃筝です。(十七絃筝や二十絃筝もあります。)作曲するにはまず始めに、13本の絃を何の音にするかを決めるのがポイントです。箏には伝統的な調弦方法もあります。作曲ではもちろん自由なので、好きな音階を自分で作っても全然OKです。

 始めに調弦を決めると書きましたが、厳密に言うと私の場合は、曲の骨格になるフレーズを一番先に作ってしまいます。普通みんなそうなのかも知れません。他人の作曲手順をそういえば全然知りません。

 とにかく、その曲のメインテーマのようなメロディーラインをざっと作ってしまってから、それに合うように、13本の弦の音をどの音に設定するかを決めます。伝統的な音階からあまり外れ過ぎない音域に設定したほうが、本物の演奏のような雰囲気を醸し出せると思います。

 今回は ラ、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、♭シ、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ という音に設定しました。

 二短調の音階です。今回の曲のイメージには、西洋の楽器も使いたかったため、西洋音楽の音階を使います。一応決めたという感じなので、作っている途中の流れで、いくつか音を変える可能性はあります。

 「koto13」は特殊奏法も鳴らせるので、お箏ならではの特殊奏法も使って作りたいです。

 

  「koto13」の音はとても美しいです。本当に演奏しているのにかなり近く聞こえます。お箏ならではの特殊奏法もたくさん収録されていて、奏法の切り替えも使いやすくなっています。

 今回の曲ではせっかく素敵な音源を手に入れられたので、お箏2面の曲になりました。

 また次回の記事で、続きを書こうと思います。