GTMのDTMで作曲な日々

GTMがDTMで日々作曲をしながら、発見したことをつづります。

DTMで箏の作曲 「koto13」レビュー

「koto13」を使って箏の曲を作曲する その3

 

 本日、箏を使った曲が1曲完成しました。アレンジがあまり単純でもなかったのと、初めてNeutron3の自動ミックス機能を試してみたため、ミックスに時間がかかりました。結局は自分でいい感じに全体のバランスを調整しました。

 

 今日も引き続き、「koto13」を使って、お箏を使った曲の作曲をしながら、気が付いたことを書きます。

 

 その前に、お箏の曲を作る時に知っていると便利なことをとても簡単に書きます。もう知っている方は読み飛ばしてください。

 

お箏を弾くときの右手と左手の使い方

 右手

 親指、人差し指、中指の三本の指に爪をつけて弾きます

 薬指と小指でpizzicatoをすることもあります。爪で弾くより柔らかい音になります。

 チラシ爪、すくい爪、トレモロ、サラリンなど色々な奏法があります。

 

 左手

 主に「押し手(おしで)」と言って、左手の人差し指と中指あたりをつかって、柱より左側を押します。そうすることで、押さえないときに比べ、半音または全音高い音を出すことができます。

 

「koto13」の打ち込み方で気が付いたこと_キースイッチを使う

 「koto13」では、親指、人差し指、中指のいずれを使って弾くのかを、指定することができます。キースイッチを使って、とても簡単に三本の指の指定を切り替えることができます。

 初めは親指だけで弾くように打ち込んでいましたが、作曲の最終段階で指使いを細かく指定したらどうなるかを実験しようと思い、やってみました。

 すると、明らかに演奏が本物らしくなりました。三本の指のいずれを使うかで、音色が微妙に変わり、それがリアルな演奏に限りなく近づいて聞こえてきます。

 

 「koto13」を使うときは、親指、人差し指、中指のどの指で演奏させるかも考えて、キースイッチも打ち込むのがポイントです。そうすることで、より生演奏に近づきます。

 

 三本の指の使い方は、頭の中に箏をイメージして、奥の弦が低い音、手前の弦が高い音になっていることを念頭に置いて、実際に手を動かしてみると、わかると思います。

 

 せっかくkoto13というリアルな音源を手に入れることができたので、曲の中でサラリンを使って、お箏らしい雰囲気を出してみました。鍵盤を弾いて遊んでいるだけでも優雅な気持ちになって楽しいです。