GTMのDTMで作曲な日々

GTMがDTMで日々作曲をしながら、発見したことをつづります。

結構難しいぞ~‼15秒、30秒の曲の作り方

今日は、化粧品のCMをイメージした曲のアレンジをしました。水のイメージ、柔らかいしっとりつやつやなイメージ、光がキラキラ輝いているイメージを、何とか音で表現しようと試みています。

たった15秒の曲です。でもまだアレンジは完成していません。

 

今日は、15秒や30秒といった、短い曲の作曲について、考えてみたいと思います。

 

短い曲の作り方

最近15秒や30秒の曲を作ることが多いです。

初めて、DTMで15秒の曲を作ろうと思ったとき、今までは3分や4分、それからもっと長い曲もたくさん作ってきたので、15秒の曲なんて簡単にあっという間にできてしまうだろうと、思っていました。

ところが、実際に15秒の曲を作ってみて、その考えは間違っていることに気が付きました。

 

たった15秒で、ストーリーがあって、最後にハッと振り向いてもらえるような展開を見せる音楽を作ることは、3~4分の曲を作るのと同じくらいの、アイデアとエネルギーが要ります。展開が早すぎでもイメージが作れないし、平坦すぎてメリハリが無いと、まったくインパクトのないぼやけた曲になってしまいます。

 

最初にスケッチを作ったら、何度も何度も、音色を差し替えたり、音を重ねたり、フレーズを考えたり、アレンジにとても試行錯誤します。作ろうと思ったイメージを思いきり表現できるように、工夫を重ねます。

 

どんな曲にするのか、最初のイメージが大切だと思います。

3ステップで曲を作る

  1. どんな映像に重ねる音楽なのかをまず想像します。
  2. 次にそれに合わせた音楽のイメージを考えます。色、形、光、質感、肌ざわり、感情などを思いつく限り、ノートに言葉で書いていきます。
  3. その言葉から、頭の中でイメージを作って、その空間をよく感じとりながらスケッチを作り、アレンジしていきます。

 

最初に言葉でイメージを作るところが、大切なポイントだと思います。そうすればアイデアがぽんぽん出てくるし、作っているうちに、やりたいことからずれてしまうのを防げます。

 

 

自分が作り出した空間で音遊びをしているときが、一番幸せな気がします。

明日も元気にいい曲作るぞ!