GTMのDTMで作曲な日々

GTMがDTMで日々作曲をしながら、発見したことをつづります。

ギターソロを創作して弾く方法について考えた。やっと何とかなりそうだ~

今日は、アレンジが完成し、ミックスの作業に入ったところまで作りました。

 

有名なDJがトラックを制作している様子の、動画を見ていると、意外と細かい効果音をたくさん入れているんだな、と思いました。音数は少ないとも、多いとも、感じられます。ここ、というところにはたくさん音が入っていて、流れていく部分は少ない音で、存在感のある音で、構成しているんだな、という風にも思いました。

 

今回作っている曲も、何度も客観的に自分の曲を聞いて、音を加えたり抜いたりしました。永遠に直したくなるような、気になるところが出てきそうです。ひとまずこれで、EQやリバーブをかけて、音を整えていこうと思います。

 

ギターを習っていますが、前回のギターのレッスンで、「ソロの部分を考えて弾いてみよう」という宿題をもらいました。ソロを考えて弾くというのは、今までに無かったことなので、宿題をもらって数日間、すごく悩みました。今は、解決方法が見えて、何とか弾けそうになっている状態になりました。今回は、その解決方法について、書いてみたいと思います。

 

ギターのソロパートを、創作して弾く方法

今回は、MAN WITH A MISSIONの「distance」という曲のソロを作って弾く、ということに挑戦しました。

 

かっこよくて大好きな曲です。しかし、市販のスコアを見ながら自分でギターで弾いてみたら、テンポがとても速くて、技巧的なフレーズもあちこちに出てきて、難しい曲だということを実感しました。狼のみなさんはすごい!

 

この曲の途中に、歌詞がなくなり、器楽的な技巧を聞かせるような部分があります。

その場面で、スコアには書いていないけれど、ソロを自作する、ということに挑戦しました。試行錯誤しながら、次のような手順で、何とか形にできました。

 

ギターのソロパートを創作する手順

1.五線紙を用意し、ソロを作る小節ぶんの小節線を引きます。

今回は16小節だったので、1段4小節で4段ぶん、作ります。

2.楽譜を見て、小節線を引いた小節の上に、コードを書き込みます。

3.コードを元に、自由に音を選んで、弾いて指の運び方を確かめながら、音符を書いていきます。

 

この、3.のところが、最初はとても難しく感じました。

そこで、こんな風に考えて作りました。

 

ソロ創作の考え方

1.ソロって言っても、何も浮かばなかったため、まず、大好きなギタリストの動画を見て、何とか真似できそうなところを探す。

 

私が好きなギタリストは、DJアシュバです。あるコンサートに行ったとき、生演奏を聞いて、すごく楽しそうにギターを弾いている姿が心に残り、その後いろいろな曲の演奏を調べて聞いているうちに、大好きになりました。

ギターがしゃべっているように聞こえて、音楽の流れがとっても美しい、本当に感動するギターの音色で、しかも心からギターを楽しんでいるのが伝わってきます。

 

アシュバの演奏を聞いたら、技巧的な場面より、ギターで歌う場面のほうが多いということがわかりました。絶対にアシュバのようには弾けないけれど、自分のできる範囲でギターを歌わせるようなフレーズなら弾くことができる、と気が付きました。

 

2.distanceの曲の、サビや、全体の音を思い浮かべて、出てきた音のモチーフを取り入れる。

サビのメロディーがかっこいいので、サビのモチーフを使って展開させるようなイメージで作りました。

 

3.チョーキング、ビブラート、スライド、ハンマリング・オン、プリング・オフを入れて、ギターソロっぽさを出す。

できる範囲でいろんな技巧を入れてみました。練習すればどれもそんなに難しくはありません。

 

このような考え方にもとづいて楽譜を作り、弾いて確かめながら、何とかソロができました。今は自分で書いた楽譜を見ながら、何度も練習して覚えているところです。あともう少し頑張れば曲のテンポで弾けそうです!

 

ひとり悩んだ末に…

ソロを弾こうという宿題をもらった直後は、本当にどうしていいかわからず、けっこう悩みました。「次の一か月後のレッスンの時まで、先生に質問ができない。」「ソロが弾けてないと練習が進まない。」「練習できていない状態でレッスンに行っても、機会のムダ」「もう一か月レッスンを遅らせてもらうべきか?」というような、すごくネガティブな思考をしばらく繰り返してしまいました。

 

でも、もう少し自分で考えてできることがあるのではないかと、考え直し、時間は少しかかりましたが、上記のような手順で、何とか問題を解決しました。何とか、次のレッスンまでに、形にできそうです。

 

自作曲では、難なくギターパートを作曲していますが、自作ではない曲のソロを自由に弾いたことは無かったので、苦戦しました。これからも、どんなふうにソロを弾いたらいいのか、いろんなプロのギタリストの演奏を聞いて、考えてみようと思います。

 

作曲するにも、音楽を楽しむのにも楽器演奏は大事!

自分で楽器を演奏することは、つくづく大切だと思いました。

よくMAN WITH A MISSIONのコンサートに行きますが、聞いているのと、自分で弾いてみるのでは全然印象が違います。聞いているとあっさり流れているようなところでも、すごく技巧的なことをしていたり、パワーコードを弾き続けて、右手がすごくつかれたり、覚えるのが大変だったりします。そういうことを全部感じたうえで、コンサートに行ったら、もっともっと、狼さんたちの心に近づいて、今までより何倍も音楽を楽しめると思います。

 

ファンもスコアを勉強してからコンサートに行き、みんなで百倍音楽をたのしもう!