三日坊主にならず、1年以上ギターの練習が続けられた3つの理由! を考えてみた。
今日は、今作曲している、アニメの音楽のミックス作業をしていました。
パーカッションが多めで、アコギやエレピやベースがリズミカルで、踊りたくなるような楽しいシーンのイメージで作っている曲です。
普段あまり作らない感じの曲だったので、いつもと違う新鮮な気持ちで作れて、楽しい作曲作業でした。
トラック数が多くなったので、ミックスは手間がかかりそうです。
ところで私は、作曲力を向上させたいためと、単に好きなため、毎日ギターを練習しています。一年以上前に始めた「ギター基礎トレ365日」という、基礎トレーニング本を、最近、めでたく一冊全部練習し終えました!
今日は、三日坊主を乗り越え、一年以上ギターの練習を続けられてきたことについて、考えてみたいと思います。
三日坊主にならず、一年以上ギターの練習が続けられた3つの理由
1、練習する時間を確保し、練習計画を立てて、それを淡々とこなした。
2、ギターを弾く理由が、自分の中ではっきり決まっていた。
3、大好きなバンドの曲を題材にして、練習をした。
それぞれの項目について、もう少し詳しく書きます。
1、最初に決めたのは、一日の練習時間を、60分間確保するということでした。
時間は、17時30分頃から始める、と決めました。
練習計画は、
・最初の20分間はエレキギターで、基礎トレーニング本を使った基礎練習、
・次の10分間はアコースティックギターで、市販の弾き語り本や、今作曲している自分の曲を使った練習、
・最後の30分間は、大好きなバンドのスコアを使った、曲を弾く練習。
という風に、決めました。
練習する内容も、練習を始める時間も決めてしまえば、直前になって「今日はどう練習しよう」などと悩むこともなく、無心に練習を開始することができました。
練習に集中するため、20分、10分、30分と区切った、それぞれの時間で、キッチンタイマーを使って、タイマーが鳴るまで弾き続ける、という工夫もしました。そうしたら、時計を見る必要が無いので、練習に没頭できました。
あとは、「できた!」とか「できなかった!」とは、あまり考えず、ただギターを弾く感触を楽しんでいたということが、毎日の練習を続けられた理由のような気もします。
2、もともとギターを習い始めた理由は、「作曲がもっと上手になるために、ギターを弾けるようになって、アレンジの中でのギターパートが、上手に作れるようになりたい!」というものでした。
ピアノは子供の頃から習っていたので弾けるのですが、ギターは全く未知の世界だったため、作曲するときに、どうギターパートを書いたらいいのか、全然わかりませんでした。今はだんだんギターのことがわかってきて、曲のアレンジの中にも、どんどんギターを入れられるようになりました。
「今日は何となくギターの練習したくないかも?」という日も、けっこうありましたが、「私がギターの練習をする理由はなんだっけ?」と考えると、自然に練習し始められました。
3、大好きなバンドの曲を練習すると決めたので、ライブに行ってたくさんの人と楽しんで聞いてきたあの曲を、自分で弾けるようになっていくのがただ楽しかった! ちなみに、大好きなバンドは、MAN WITH A MISSIONです。
市販のスコアに載っている曲を、毎月1曲、暗譜で弾けるように練習して、レッスンに行きます。今は1冊だいたい終えて、2冊目のスコアに挑戦しているところです。
知っていて、好きな曲なので、どんな風に演奏するかも、イメージできて、弾きやすいです。一曲全部暗譜できたら、自分がバンドのメンバーになったつもりで、ステージに上がってたくさんの観客の前で堂々と楽しく演奏しているイメージで弾くと、すごくいい音で弾けます。
私の場合は、そんな3つの理由から、1年以上、ギターの練習を続けてこられたのではないかと思います。
ギターを習い始めた当初は、「難しそうすぎて、私にはまったく弾けなさそう」と思っていましたが、毎日練習を続けていたら、いつの間にか、弾けないところが一つずつ、弾けるようになっていました。
「好き」という気持ちと、「積み重ね」が大事なんだな、と実感しました。
あと、もう一つの大きな理由は、素晴らしいギターの先生に出会えたこと!
偶然のように出会った、ギターの先生は、ぴったり私と同じ年齢で同じ県生まれで、本当に心からギターを大好きな先生です。先生がいつも楽しそうにギターを弾いている姿を見ていると、「ああ楽しそうだな、自分もあんな風に楽しく弾けるようになってみたいな」と、思います。
偶然のめぐりあわせと、ギターの先生にすごく感謝しています。
毎月のレッスンも、すごく練習の励みになっています。
このさき一生ギターを楽しく弾き続けたいな、と思います。
楽器は弾けば弾くほど、弾けるようになり、楽しめるようになってくるものなんだな、と実感しました。