ハロウィンらしいBGMの作り方🎃ーDTMで作曲ー
こんにちは。DTMで日々作曲をしている、作曲家のGTMです。
秋らしい涼しい風が吹くようになったので、作曲部屋の温度も少し下がり、真夏より作業がしやすくなりました🍂
最近、ハロウィンのCMに使えるような、30秒のBGMを作曲しました🎵
そこで、今回は、ハロウィンらしい音楽を作るにはどうしたらいいかを考えてみたので、それを書きます。
ハロウィンらしいBGMを作曲する方法🎃
1. 3拍子と4拍子、どちらも向いているので、好きなほうを選ぶ
2. ハロウィンらしさが出る楽器でアレンジする
3. 想像力豊かに具体的なイメージを作って、そのイメージに合うように作る
1項目ずつ詳しく書いていきます。
1. 3拍子でワルツのようにするのもハロウィンらしさが出て、4拍子でじっくり怖さを出していくのもハロウィンらしさが出せます。
ちなみに今回は欲張って、両方のいいとこどりにして、前半を3拍子、後半を4拍子で作曲しました。
2. オーケストラの楽器を使うと、ハロウィンらしさが出てきます。不気味な感じやおどろおどろしい感じを出すのに、オーケストラの楽器はぴったり。
GTMが今回の作曲で使用した楽器は、木管・金管・弦楽器・打楽器のフルオーケストラです。
・その中でも特にハロウィンらしさが出る楽器は、ファゴット、パイプオルガン、チェレスタ、ビブラフォン、ティンパニ、ハープ、チューブラベル。
・基本的に暗めなサウンドにすると雰囲気が出るので、金管や弦楽器で低音をしっかり鳴らすように作ると良いと思います。トロンボーン、チューバ、ビオラ、チェロ、コントラバスあたりの音で、ハロウィンのおばけたちが荒々しいガサガサした感じで動いてるようなイメージに持っていけると思います。
・あとは、金属的な音を入れると、暗さやこわさが出てきます。パイプオルガン、チューブラベル、チェレスタなど
・ティンパニやバスドラムも入れると、暗さと迫力が出てきます。
3.自分の中で、イメージを具体的に思い浮かべることが、大切なように思います。
自分の中でのイメージが定まっていないと、もやっとした焦点の定まらない曲になって、聞いている人にも印象が伝わりにくくなってしまいます。
まずは自分の中で明確なイメージを作るために、写真や絵や映像などを参考に、色や形、感触や温度をイメージしていきます。ストーリーを作るのも良い方法だと思います。それを言葉や文章にして、頭の中でのイメージをはっきりさせていきます。絵を描くのが得意な方は、絵でイメージを描くのもとても良いと思います。
ハロウィンならこれから始まるお祭りにそわそわしているおばけたちの様子とか、人々が幸せそうにお祭りをしている様子とか、想像力を自由にはばたかせて好きにイメージします。そうすると、音楽が生き生きしてきます。
ちなみに、GTMの今回の作曲では、30秒のうち、前半はフルオーケストラ中心でシンセサイザーを薄めに乗せ、後半はダンスミュージックのようにシンセサイザーとドラム、ベースというアレンジで作りました。
そうしたら前半と後半の楽器編成ががらりと変わるため、ミックス・マスタリングがものすごく大変でした。前半と後半の音量差を均一にしたり、音量バランスと音質を整えるのがものすごく難しくなってしまい、作曲はサクッとできたのに、ミックス・マスタリングにものすごく時間がかかりました🐯
でも、だからこそ、自分にしかできない自由な発想の音楽ができたようにも思います。
ハロウィンの特別な日に森の中の異形の者たちが楽し気にそわそわしているところや、人々が一夜のお祭りをみんなで祝ってるところをイメージしながらその世界に浸って創作している時間はとても楽しい時間でした。きっと曲を聞いた皆さまにも喜んでもらえるのではないかと思います(●'◡'●)
GTMが今回作曲した曲を、下記の再生ボタンより、是非お聞きいただき、お楽しみください。
オーディオストックにて販売しておりますので、よろしければ皆様の楽しいハロウィンのひと時に、お役立ていただければ幸いです。