GTMのDTMで作曲な日々

GTMがDTMで日々作曲をしながら、発見したことをつづります。

鍵盤ハーモニカのすすめ

 

今日は、また新しい曲を作り始めました。

絵のイメージを音楽にするという試みを、今回は、してみようと思いました。

いつも、作曲をしているときは、頭の中に映像が浮かんで、その感じを、音楽にしています。

 

夏に、ちひろ美術館で開催された、ショーン・タンの展覧会に行ってきました。そこで見た、幻想的で、色とりどりで、独創的で、とても魅力的なたくさんの作品が、忘れられないほど、心に残り、その時見た作品のイメージで、音楽を作ってみたいと思いました。ショーン・タンのように、私は絵ではなく音楽で、自分の描きたいものを思いきり描けるようになりたいなと思います。

 

音源も購入して増えたところで、いろいろ実験しています。

幻想的な雰囲気を出すために「unacorda」というピアノ音源とアコースティックギターと様々なシンセを使うことにしました。

 

透き通るような光の中にも、悲しさがあるような雰囲気を作りたくて、鍵盤ハーモニカを入れることにしました。実際自分で鍵盤ハーモニカを吹きながら試して、作曲していきます。

鍵盤ハーモニカは、普通の32鍵のものを使っています。

 

鍵盤ハーモニカの音の特徴について

今日気が付いたことは、鍵盤ハーモニカは、音域によって、かなり音の雰囲気が変わるということです。

・低音は、哀愁を帯びたような少し悲しげな音がします。

・高音は、明るめの透き通った音がします。

 

リコーダーよりも音域による音の性格の違いが、大きい気がします。

 

他の楽器も、音域によって性格が変わる、というのは、いろいろな管弦楽法の本に書かれているので、理解はしていましたが、鍵盤ハーモニカについて書かれたものは見たことが無かったので、ふと今日気が付いて、書いてみました。

 

今回は、低音と高音の特徴を踏まえて、うまく曲の中で使い分けています。

低音は吹くときに抵抗があるので、上手に吹ける自信があまり無いのですが、とりあえず音源で打ち込んでしまい、最後に自分の実際の演奏の録音と差し替える予定です。