GTMのDTMで作曲な日々

GTMがDTMで日々作曲をしながら、発見したことをつづります。

ストリングスの打ち込みのポイントは?

今日もDTMで曲を作っていました。

 

今日は、フルートが主役のオーケストラの曲の制作をしました。

アレンジは完成して、ひたすら、キースイッチや強弱、ペダルなどの細かい打ち込みをしました。アレンジと違って、単調な作業なので、ずっと作業していると飽きてきてしまうのが悩ましいところです。今回は、完成度を高めた良い音源にしたいので、特に気になるところはすべて改善しています。いつもそうやって作っていますが、いつもより気持ちが入っています。

 

ストリングスパートを、きれいな音に作る打ち込み方法について、簡単に考えてみます。

曲によりますが、ほとんどの場合では、実際の演奏に近づけることが目標になると思います。従って、実際の演奏に近づけるという前提で考えていきます。

 

キースイッチを駆使するのがポイント!

スタッカート、ピチカート、長く伸ばす音、短めにする音、レガートなど、使用するソフト音源にもよりますが、そのソフト音源で使えるあらゆるキースイッチを試して、自分のイメージする音に近いものを選んで打ち込んでいきます。

 

私はVIENNAの「SYNCHRON-IZED SPECIALEDDITION VOL.1」というオーケストラ音源を使用しています。買い足していないのでアーティキュレーションはそれほど多くありませんが、それでも、良い音源を作るのに十分なアーティキュレーションが用意されています。トリルが無いのがちょっと悩めるところですが、鍵盤で弾いて打ち込めば問題ありません。

このソフト音源はキースイッチも入力しやすく、とても使いやすくて音も美しい、素晴らしいソフトです。

 

ピチカートなどのよほど目立つ部分を除き、キースイッチは、アレンジが完成した後で入れます。

全体の音のバランスや全体のフレーズの流れを考えながら、調整したいためです。

 

ほぼ「レガート」を打ち込みますが、伸ばす音は「LONGNOTE」にしたり、「レガート」のままにしたり、曲の中で目立たせたいところかどうかも考えて、使い分けています。短い音の「SHORTNOTE」も、うまく使うと、印象的な雰囲気を出すことができます。

 

手間はかかりますが、細かくキースイッチを打ち込むことで、何もしないよりも、はるかに全体が良い音源になります。時間の許す限り、丁寧に打ち込んで、いい音源を作りたいものです。