GTMのDTMで作曲な日々

GTMがDTMで日々作曲をしながら、発見したことをつづります。

三日坊主にならず、1年以上ギターの練習が続けられた3つの理由! を考えてみた。

今日は、今作曲している、アニメの音楽のミックス作業をしていました。

パーカッションが多めで、アコギやエレピやベースがリズミカルで、踊りたくなるような楽しいシーンのイメージで作っている曲です。

普段あまり作らない感じの曲だったので、いつもと違う新鮮な気持ちで作れて、楽しい作曲作業でした。

トラック数が多くなったので、ミックスは手間がかかりそうです。

 

ところで私は、作曲力を向上させたいためと、単に好きなため、毎日ギターを練習しています。一年以上前に始めた「ギター基礎トレ365日」という、基礎トレーニング本を、最近、めでたく一冊全部練習し終えました!

今日は、三日坊主を乗り越え、一年以上ギターの練習を続けられてきたことについて、考えてみたいと思います。

 

 

三日坊主にならず、一年以上ギターの練習が続けられた3つの理由

1、練習する時間を確保し、練習計画を立てて、それを淡々とこなした。

2、ギターを弾く理由が、自分の中ではっきり決まっていた。

3、大好きなバンドの曲を題材にして、練習をした。

 

 

それぞれの項目について、もう少し詳しく書きます。

 

1、最初に決めたのは、一日の練習時間を、60分間確保するということでした。

時間は、17時30分頃から始める、と決めました。

 

練習計画は、

最初の20分間エレキギターで、基礎トレーニング本を使った基礎練習、

次の10分間アコースティックギターで、市販の弾き語り本や、今作曲している自分の曲を使った練習、

最後の30分間は、大好きなバンドのスコアを使った、曲を弾く練習。

という風に、決めました。

 

練習する内容も、練習を始める時間も決めてしまえば、直前になって「今日はどう練習しよう」などと悩むこともなく、無心に練習を開始することができました。

練習に集中するため、20分、10分、30分と区切った、それぞれの時間で、キッチンタイマーを使って、タイマーが鳴るまで弾き続ける、という工夫もしました。そうしたら、時計を見る必要が無いので、練習に没頭できました。

 

あとは、「できた!」とか「できなかった!」とは、あまり考えず、ただギターを弾く感触を楽しんでいたということが、毎日の練習を続けられた理由のような気もします。

 

2、もともとギターを習い始めた理由は、「作曲がもっと上手になるために、ギターを弾けるようになって、アレンジの中でのギターパートが、上手に作れるようになりたい!」というものでした。

ピアノは子供の頃から習っていたので弾けるのですが、ギターは全く未知の世界だったため、作曲するときに、どうギターパートを書いたらいいのか、全然わかりませんでした。今はだんだんギターのことがわかってきて、曲のアレンジの中にも、どんどんギターを入れられるようになりました。

「今日は何となくギターの練習したくないかも?」という日も、けっこうありましたが、「私がギターの練習をする理由はなんだっけ?」と考えると、自然に練習し始められました。

 

3、大好きなバンドの曲を練習すると決めたので、ライブに行ってたくさんの人と楽しんで聞いてきたあの曲を、自分で弾けるようになっていくのがただ楽しかった! ちなみに、大好きなバンドは、MAN WITH A MISSIONです。

市販のスコアに載っている曲を、毎月1曲、暗譜で弾けるように練習して、レッスンに行きます。今は1冊だいたい終えて、2冊目のスコアに挑戦しているところです。

知っていて、好きな曲なので、どんな風に演奏するかも、イメージできて、弾きやすいです。一曲全部暗譜できたら、自分がバンドのメンバーになったつもりで、ステージに上がってたくさんの観客の前で堂々と楽しく演奏しているイメージで弾くと、すごくいい音で弾けます。

 

 

 

私の場合は、そんな3つの理由から、1年以上、ギターの練習を続けてこられたのではないかと思います。

ギターを習い始めた当初は、「難しそうすぎて、私にはまったく弾けなさそう」と思っていましたが、毎日練習を続けていたら、いつの間にか、弾けないところが一つずつ、弾けるようになっていました。

「好き」という気持ちと、「積み重ね」が大事なんだな、と実感しました。

 

 

あと、もう一つの大きな理由は、素晴らしいギターの先生に出会えたこと!

偶然のように出会った、ギターの先生は、ぴったり私と同じ年齢で同じ県生まれで、本当に心からギターを大好きな先生です。先生がいつも楽しそうにギターを弾いている姿を見ていると、「ああ楽しそうだな、自分もあんな風に楽しく弾けるようになってみたいな」と、思います。

偶然のめぐりあわせと、ギターの先生にすごく感謝しています。

 

毎月のレッスンも、すごく練習の励みになっています。

 

このさき一生ギターを楽しく弾き続けたいな、と思います。

 

 

楽器は弾けば弾くほど、弾けるようになり、楽しめるようになってくるものなんだな、と実感しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DTMで作曲♪ オーケストラ曲の、ストリングスの打ち込み方のコツ について考えてみた

 今日は、作曲し終えた、映画音楽のBGMの、ミックスとマスタリングをしていました。

 映像に描かれている、優しい感情や、温かい気持ち、穏やかに射す夕日の色を表現して作曲したBGMです。

 

 編成は、アコースティックギターをメインに、ストリングス5部、木管4本、グロッケン、ビブラホン、マリンバ、ハープ、エレピ、シンセ で作りました。

 

今回の作曲で、気が付いたことを書きたいと思います。

ひとまず今日はストリングスについて、考えたことを書きます。

 

 

DTMでの、オーケストラ曲の、ストリングスパートの打ち込み方のコツ

1、2つのストリングス音源を重ねて打ち込む。そうすると、ストリングスの響きに深さが増し、フレーズのラインがはっきり聞こえる。 

 

2、ストリングスのすべてのトラック(ヴァイオリン1、ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)に、それぞれEQとコンプを挿す。EQはもちろん挿しますがコンプもかけることで、かけない状態に比べて、オケ全体の中での、フレーズのラインがはっきりします。

 

3、ストリングスとオケ全体にかけるリバーブを、自分の感覚を信じて、曲に一番合ったものを選択してかける。

 

 

 

上の3つのポイントそれぞれについて、もう少し細かく書きます。

 

1、シンセも、鍵盤パート(エレピとピアノ)も、異なる音源を2つ重ねると、音のラインがはっきりして、味わいのある音になりました。

 それらと同じように、ストリングスも重ねてみたところ、オケ全体の中で、それぞれのメロディーラインがはっきりし、音に深みが出ました。  

 

 ちなみに、私は、VIENNAのストリングス音源と、Native instrumentsのsymphony essentialsのストリングス音源を使用しました。

 

 オーケストラの曲を作る時、いつも、メロディーラインがはっきり出てこないのが悩みの種でしたが、今回実験した、音を二つ重ねる方法で、かなり改善されました。

 

 

2、EQもいろいろなものを持っていますが、その中で、今回の曲に一番合うと感じたものを選んで使用しました。WAVESの「EMOQ4equalizer」を選びました。

 このEQが、私の持っているEQの中で、最も柔らかく、透明な音になり、ストリングス音源自体の柔らかい音が生かされている、と感じたので選びました。

 

 コンプは、Native instrumentsの「varicomp」を使いました。コンプもいくつか挿し変えて比較し、柔らかい透明な響きがした「varicomp」に決めました。

 

 前回までは、ストリングス音源にコンプをかけるのは、音が劣化しそうでいやだなと思っていたのでかけていませんでしたが、今回、各トラックにコンプを挿してみたら、それぞれのパートがはっきり聞こえるようになりました。

 

 オーケストラの作曲は、内声の動きが重要なので、音が明確になる、というのはすごく大切なことだと思います。

 

 

3、リバーブについては、ストリングスと、他のパート全体にうっすらかけるものを、同じにして、統一感を出すようにしています。音の立体感を出すため、木管のリバーブとは異なるリバーブを使います。

 

 様々なリバーブをとっかえひっかえ挿し変えて、音を比較し、WAVESの「TrueVerb」を選びました。柔らかくて、広がりと華やかさが出る感じがしたので、今回の曲に合っていると感じ、選びました。

 

 

今回の実験と考察を終えて、わかったことは、

どのプラグインを使えば、自分の作った曲のいいところがひきだせるのか、という視点から考えて、よく耳を澄ませて、最適なプラグインを選ぶことが大切なのだと思いました。それぞれの曲の雰囲気やイメージによって、結果は変わってくると思います

 

 

明日は今日より、もっとDTMが上手になるぞ!

 

 

 

DTMにおいて、曲のアレンジの中で、音をはっきりさせる方法 について考えてみた

今日は、映画音楽の中の、しっとりした穏やかな、温かい、優しい気持ちを表現しているシーンの曲を作曲していました。オーケストラのやわらかくて、明るい音を、うまく使って表現しようと、いろいろ実験しながら作っています。シンセサイザーの音も入れて、色彩豊かにしようと思っています。

 

さて今日は、「曲のアレンジの中で、音をはっきりさせる方法」について、考えてみます。

 

曲のアレンジの中で、音をはっきりさせる方法

方法1:一つのトラックを、複数の異なる音色で演奏させ、音を重ねる。

方法2:音作りを丁寧にして、アレンジの中で、はっきり聞こえるように調整する。

 

 

方法1について:

 最近読んだ雑誌の記事に、あるプロの作曲家の方のインタビューが載っていました。そこには、「オーケストラの音にシンセを重ねて、音をはっきりさせている。ピアノもストリングスも二つの音源を重ねている。そうすることで全体の音が派手になる。」といった内容のことが書かれていました。

 それから、youtubeでEDMの作曲家の方が、ピアノの音を5つくらい重ねて、1つのリズムメロディーを演奏するように、トラックを作っていました。

 

 要するに、複数の音を重ねて、音の輪郭をはっきりさせる、ということです。そうすることで、オーケストラや、込み入ったアレンジの中で、埋もれることなく、フレーズを浮かび上がらせることができます

 

 オーケストラでは、せっかく、それぞれの役割を持たせて書いた音が、埋もれてしまってはその役割が果たされません。つまり、それぞれのパートの音をはっきり聞こえさせることで、やっと聞き手に、作り手の思いが届くということです。

 

 注意点は、ただ音を重ねるのではなく、明確な意図をもって、音を選んで重ねる、というのが大切だということです。これは、曲全体の音をよ~く聞いて、自分が「これだ!」と思ったものを選べば間違いありません。

 

私は今作っている曲で、異なる音源のストリングスを2つ重ねてみました。それから、シンセも2つ重ね、キーボードも2つ重ねてみました。すると、それぞれのフレーズの輪郭がはっきりしてきて、ぐっと聞きやすいアレンジになりました。

 

 

方法2について:

 音作りは大切です。DTMは、「音を自分の好きなように作れる」ところが、面白いところだと思います。たくさんのツマミや、細かく設定できるパラメーターの数々を、うまく調整するところにコツがあると思います。

 プラグインを挿す前の段階で、あらゆるツマミやパラメータ、EQやコンプやリバーブを視野に入れて、自分のアレンジの中で、音がはっきり聞こえてくるまで、回したり数字を変えたりして調整していきます。つまり、自分で納得のいく結果になるまで、徹底的に音を調整します

すると、意外とアレンジの中でその音が、はっきり聞こえてきたりします。

「自分のアレンジが下手だから聞こえないのだろう」と考えるよりも先に、音作りを丁寧にしてみると良いかと思います。

 

 

 DTMは、音を自分が好きなように、いくらでも加工できて、音も作れて、たくさんの作業がとても楽しいです。

 DTMを初めて数年後、音源を買い足して増やした当初は、さまざまなソフト音源で、いじれるところが多すぎて、どうしたらいいかわからない状態でした。しかし、知らないことを調べたり、日々曲を作りながら実験していくうちに、少しづついじり方がわかってきました。

 今も日々、自分の表現をするための音の作り方を楽しみながら試し続けているところです。

 

明日もいい音を作ろう♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いい感じにできてきた! DTMで、「自分の曲に合ったミックスをする方法」について考えてみた

2020年になりました。新しい年が始まったので、今年の目標と、毎日の習慣を、新たに設定しました。

DTMも、去年より昨日より、もっと上達できるように、日々積み重ねていきます。

 

今日は、以前作った曲のミックスをしていました。

毎日手探りで、こつこつ実験を繰り返しながらミックスをしていたら、いつの間にか、けっこういい感じのミックスができるようになりました。

だから、少し前に作った曲と、最近作った曲とで、全然違う曲の仕上がりになっています。

というわけで、少し前に作った曲のミックスをやり直すことにしました。

 

さて、今日は、自分の曲に合ったミックスをする方法について書いてみたいと思います。

 

自分の曲に合ったミックスをする方法

1、音をよく聞き、作りたい音のイメージに近づける。

2、自分の曲に合ったプラグイン、エフェクトを確実に選べるようにする。

3、左右とMid/Sideを意識して全体の音を作る。

 

 

1、まずは、音をよく聞くことが何より大切です。目をつぶって、視覚情報が入らないようにして聞くと、良く聞こえます。ひたすら音をよく聞く、というのがポイント

そして、自分が作りたい音のイメージがあると思いますので、できる限りその音に近づけます。

 

2、持っているプラグインを、思いつく限り試すのも良いと思います。

たとえば、コンプを使うとしたら、どのコンプを使えば、その曲のその部分に適した音にできるのか、というふうに考えて、選択していきます。

どんどん試して比較して、「こっち!」と思ったものを選択していくと良いと思います。

EQ、コンプ、リバーブも、ものによって、かなり効果が異なります。どれを選択するかで音の印象が変わるので、自分の好みに合った効果が出せるよう、パッと好みのプラグインやエフェクトを選択できるようにしておくと良いのではないかと思います。

 

3、特に、EQやリバーブを設定するときに、それぞれのトラックのフェーダーで、左右にパンが振ってあると思いますので、それを考慮に入れて設定していくと、音がぼやけず、まとまったきれいな音になります。

EQも、Left/Rightをそれぞれに設定できるものであれば、左右それぞれに設定します。リバーブも、パンを合わせないと全体の音がぼやけてしまいますので、特別な効果を狙っているのでない限りは、リバーブのパンはフェーダーのパンに合わせます。

あとは、マスタートラックやグループのトラックにEQをかけて、Mid/Sideをそれぞれ個別の設定にすると、全体をすっきりさせることができます。

 

 

以上簡単にまとめてみましたが、試行錯誤の結果、上記のような考え方でミックスをしていたら、かなりいい音になりました。

以前は、せっかくいい曲が作れても、いつも納得できるミックスにできないのが悩みでした。しかし、日々続けた、試行錯誤と実験の結果、その悩みが解消されつつあります。

自分の曲に合ったミックスの仕方は、誰かから習えるようなものでは無く、実験を繰り返しながら自分で探すしか無いような気がします。

 

そして、何よりもうれしいのは、DTMがますます面白く感じられるようになったことです。ミックスも、自分が思った音に、近づけていく作業が、とても楽しいです。

 

もっといい音楽をつくるぞ!

 

 

 

 

koto13を使った、効率の良い箏の打ち込みのポイント、を考えてみた。

 

今日もDTMで楽しく曲を作っております。今日は、曲のアレンジをしていました。だいたい曲のアレンジが終わったところです。

今回は、上村松園の絵をテーマにした曲を作っています。上村松園の絵を生で見たことがあるので、存在は知っていましたが、松園が女性であることは今回調べ物をして初めて知りました。てっきり男性だと思っていました。

 

松園は、日本画で理想の女性像を描くことを一生のテーマとして絵を描き続きたそうです。絵から、純粋な感じや、気品ある本当の美しい女性の姿を、一生懸命求めて描いている感じが伝わってきます。色使いも空気の様子も透明で、丸くて柔らかくて、とても美しいです。

この絵を表現するために、お箏を主役にして、インドの楽器のバンスリを使い、そこに木管とストリングスのオーケストラを使いました。パーカッションやシンセ、アコースティックギター、ハープも入れて気品あふれる感じを表現しました。

 

koto13のお箏を2面使いました。koto13はとてもいい音です。

さて今回は、今日の作業で気づいた、koto13を使った効率の良い箏の打ち込みのポイントについて考えてみたいと思います。

 

 

koto13を使った、効率の良い箏の打ち込みのポイント

1、キースイッチの、指使いとアーティキュレーションを、まずは必要最小限だけ読み込むように設定する。

2、スケールはクロマチックに設定し、MIDI鍵盤と一致させた状態でどんどん打ち込む

3、曲全体を見ながら、キースイッチで指使いやアーティキュレーションを細かく打ち込む

 

 

 1、koto13は、すべてのキースイッチが読み込まれた状態で立ち上がります。アレンジの編成が大きいと、CPUがかなりつらい状態になるので、必要最小限のキースイッチ以外は読み込まないように設定しておきます。

親指、人差指、中指、トレモロくらいあれば作曲のアイデアを十分打ち込めると思います。親指だけでもいいかもしれません。

いつもたくさん音源を立ち上げるので、CPUは毎回相当つらくて、よく強制的に切れます。パソコンがかわいそう。

 

2、スケールを先に設定しても良いのですが、先にスケールを設定してしまうと、MIDI鍵盤と一致しないので、かなり打ち込みづらいです。

効率重視の場合は、スケールをクロマチックに設定してMIDI鍵盤と一致した状態に設定すると、浮かんだアイデアをどんどん打ち込んでいけます。

だいたい本物の楽器で演奏可能な音までしか、音が出ないようになっているので、あまり細かいことは気にせず、打ち込むといい気がします。

ただし曲にグリッサンドを使用したいときは、スケールを設定したほうが一気に打ち込めて便利かと思います。

 

3、オーケストラを含めたアレンジが全部できた段階で、他の楽器や曲全体のバランスを見ながら、細かくキースイッチを打ち込みます。

親指だけではなく、人差指、中指も使うように打ち込むと、親指だけで打ち込んだものより、はるかに生演奏っぽい感じが出てきます。

自分が、お箏の前に座っているところをイメージして指使いを指定していきます。高い音は手前側、低い音は向こう側にある、というところだけ知っておけば、あとはイメージで打ち込めると思います。

親指、人差指、中指の指定は、なるべく細かく打ち込んだほうが、聞いた時の完成度が高くなります。

あとは曲のイメージに合わせて、トレモロやピチカート、サラリンなど打ち込めば、「これぞお箏!」という雰囲気が出てくるかと思います。

 

 

あとは、オーバーヘッドなどのマイクの設定や、リバーブの設定をすると、自分の曲にバランスよくなじんだ、生演奏らしいお箏になります。

 

 

日々の試行錯誤が積みかさなってきて、DTMの楽しさがやっとたくさん感じられるようになったのかもしれない今日この頃。たくさん失敗しながらひたすら実験を繰り返しています。好きな音を選んで好きな音に加工して曲にできるってとても幸せ。

 

 

 

 

 

毎度忘れてしまう~。Neutron3でトラックの音量バランスを自動調整する手順をざっくりメモしてみた。

今日は、ひたすらミックス作業をしました。よく耳を澄ませて、コンプやEQの使い方を模索しながら作っているので、実験の連続で時間がかかっています。でも、時間がかかったぶん、得るものも大きいです。初めて気が付けたこともたくさんあります。

 

今回は、インドの楽器の音源を、初めて使って、曲を作りました。知らない楽器ばかりでしたが、これをきっかけに、楽器のことを調べたり、演奏を聞いたりして、とても楽しかったです。

バンスリという、竹製の横笛の音が好きです。曲の中でアクセントのように使ったら、すごくかっこよくなりました。

まだまだ知らないことがたくさんあって、おもしろいなと思います。

 

さて、今日は、いつも忘れてしまう、Izotopeの「Neutron3」で、トラックの音量を自動調整する手順を、ざっくりメモしたいと思います。

ただのメモなので、初めてNeutron3をお使いになる方は、他の方の記事をご覧になってください。

 

Neutron3でトラックの音量バランスを自動調整する手順のメモ

1、全トラックのフェーダーを「0db」にする

2、全トラックに1つずつ、「Relay」を、インサートに挿す(リバーブなどのセンドリターンのエフェクトトラックには挿さない)

3、マスタートラックのインサートに「Neutron3」を挿す

4、「Mix Assistant」を押す

5、「BARANCE」を選び、「Next」を押す

6、「Focus」の星印は、曲中で重要なトラックを必ず1つ以上選んで、点灯させる

7、「Begin Listening」を押したら、曲を再生させる(曲の最初から最後まで)

8、分類されて調整されたフェーダーを好みの設定にする

9、「Accept」を押して完了

 

 

なぜか、毎度使い方の手順を忘れてしまうので、簡単なメモを作ってみました。

 

だいたい赤ランプが点かないところまで、ざっくり調整してくれるので、そのあと、自分でもう一回音量バランスを修正する、という方法で使っています。

トラック数がいつも多いので、この方法が早いのかな、と今のところ思って使っています。

 

 

 

 

 

 

Neutron3.1に更新したら起動しない、という問題を解決できた!

Neutron3.0からNeutron3.1に更新したら、起動しなくなってしまいました。

 

解決できた方法を書きます。

 

1、iZOTOPEのサポートのホームページにアクセスします。

2、そこから、「製品情報」→「iZOTOPE」→「iZOTOPE製品情報のよくある質問」とたどっていきます。

3、そのページに、Neutron3.0がダウンロードができるものが用意されているので、クリックします。

そのような手順でNeutron3.1だったものをNeutron3.0に戻します。

 

そうしたら無事に解決できました。

Ozone9でも同じ問題が起きているようです。

 

ちなみに私は、Windows10でCubaseを使っています。

 

ちなみに、検索して調べたら、OneDriveの同期を切る、という解決方法があるらしいのですが、最初にそれを試しても、私の場合は解決できませんでした。

 

プラグインを挿そうとしたら、Neutronの画面は立ち上がるのですが、DEMOと表示されて使えなくなっていました。私が買ったと思っていたものは体験版だったのか?買ったと思ったのは幻想だったのか?とか、自分の記憶を疑ってしまいました。そんなこともありませんでした。

 

再び問題なく使えるようになって良かったです。

わからないことはサポートに問い合わせるのが一番良い方法だと思います。

 

 

いい感じになってきた~!自分らしく楽しい音楽を作曲する方法について考えた。

今日は、今作っている、ヴァイオリンが主役のポップなオーケストラ曲のアレンジをしました。

写真を見て、世界の絶景を思い浮かべながら、こんなにきれいな風景が、なるべく長く続くように、という願いを込めて、作曲しています。一人一人の人が、この地球や、周りの人を愛せるようになったら、今よりもっといい世界にできると思います。少しでもそこに近づけるような、私なりの仕事をしているところです。

 

今日は、曲作りをしていて、ふと、「自分を信じて作ることが大事なんだ」ということをとても強く感じたので、それを書きます。

 

自分の心を信じて曲を作ることが大事!

作曲を習い始めてから、20年以上経ちました。

曲を作りながら、常に迷い続けてきました。「こうじゃない、もっといい書き方があるはずだ」「同級生よりも、他大学の音大生よりも、誰よりも、いい曲が書きたい」「自分より作曲がうまい人はたくさんいる、自分は頭が良くないから、勝てないかもしれない」

自分の曲を聞いてもらえる時がすごくうれしいので、作曲したいというポジティブな気持ちがある裏側で、ネガティブな気持ちもたくさん出てきて、すごく悩ましかったです。

  

自分らしい音楽を、楽しく作曲するポイントはこの3点!

1、他人の評価を気にせず、自分の評価は自分で決める

2、自分の心を信じ切る

3、自分の心に正直に作曲する

 

 

最近、きっぱりやめたことがあります。それは、他人と比べないことと、他人の評価を気にしないことです。昨日までの自分と比較して、少しづつ前進していることがわかったら、それでいいという風に決めました。

 

それから、自分が「これがいい!」と思うことを大事にしようと決めました。

 

曲を作っているときも、自分の気持ちに正直に作ります。もちろん、曲を購入してくださる方の気持ちも大事にしながら、曲が使われる場面を想像しながら作ります。

 

どんな音を重ねたらいいだろう?どのドラムの音を使えば、この曲に一番あうかなあ?もう少し音を厚くしたほうがいい?

 

こんな風にたくさん選択肢に迷うときがあります。

 

そんな時、焦らず、自分が作った音楽世界だから、一番いい音は必ず自分の心が、自分に教えてくれるはず! と思って、これだ!と思った音を選んでいきます。

 

いいアイデアが湧いてこないときは、暗い気持ちにならず、必ず自分の心が答えをくれると思って、気分転換して待ちます。

 

そんな風にしようと、最近心掛けて、実践し続けていたら、とてもいい効果があるということが、実感できました。

 

自分のイメージを表現するのにぴったりのアイデアが、どんどん生まれるようになってきました。これが自分の音楽なんだと、思える音が、作れるようになってきました。そうしたら、どんどん作曲が楽しくなってきました。

 

作曲が上手な方が作曲している動画を見たりしても、ああすごいな、たのしそうだな、自分もあんな風に楽しく曲が作りたいな、と思うようになりました。

 

以前は、そんな動画を見ると、あんなに上手に曲が作れない、とネガティブになったりしましたが、自分の音楽を自信をもって作るようになったら、他人が上手なのと、自分の音楽とは、関係が無いということがわかって、ねたましく思ってしまう心も消えました。そうしたら、気持ちがすごく軽くなりました。

 

 

自分の心を信じる、というのは、すごくパワーがあることだとわかりました。

信じていれば、必ず自分にいいアイデアを教えてくれます。こんなに簡単なことだったんだ、と今日気が付きました。 

 

一日一日を大事にして、明日も楽しくいい曲を作ります。

 

 

 

 

 

 

komplete12のINDIAで、インドの感じを表現しつつ、集中して生きる大切さについて考えた

今日は、新しく作り始めた曲のアレンジをしていました。

東京国立博物館法隆寺展をイメージした曲を作っています。

 

お釈迦様の説いた教えや、仏教の考え方を知ることが好きで、トーハクに行くのも好きです。大好きなものをテーマに作曲すると、イメージがどんどん湧いてきて、面白いものが出来上がりそうです。

 

「INDIA」の音源は使いやすい

お釈迦様の生まれたところはインドなので、インドの楽器を使いました。komplete12の「INDIA」の音源を使っています。シタールを使ったり、ドローンを鳴らしたりして、百済観音や当時のの日本人がイメージした浄土の世界を表現しています。いつもは使わないインドの楽器で表現するのもとても楽しい作業です。

「INDIA」の音源も、いい音がします。インドの音階でも、普通の12音音階でも使えるので、自由度が高いです。ドラムも入っているので、あっという間にインドっぽい曲が作れてしまいます。

 

 

さて、今日は、お釈迦様の教えで大事なことの一つについて、作曲に結び付けて考えてみたいと思います。

今この瞬間に集中する

お釈迦様の説いた教えの一つに、「今この瞬間に集中して生きる」ことがとても大切だ、というのがあります。

 

私たちは、どうしても、いつも心がざわつきます。心配事、怒り、悲しみ、いろんな感情に心が揺れてしまいます。そして、過去にあったことを悔やんだり、未来に起こることを心配したりします。そんな心の状態で生きていると、今していることが全部うわのそらになります。

 

気持ちがどこかへ行ったまま、ご飯を食べる、歩く、景色を見る、電車に乗る、音楽を聴く、そんな風に生活してしまいがちです。でもそれでは、ご飯がどんな味だったのか、どんな景色が見えていたのか、太陽の陽射しがまぶしかったのか、雲の形はどうだったのか、道端にどんな花が咲いていたのか、聞いている音楽はどんなアレンジだったのか、この世界に私たちと一緒に存在しているいろんなものに気が付くことなく、過ぎて行ってしまいます。

 

私たちの身の回りには、たくさんの素晴らしいものがあるのに、それに気づくことなく生きるとういうことは、とてももったいない。

小さな素晴らしい感動をもたらしてくれるものに気が付いて生きることができれば、アイデアも豊富に湧いて、いい作曲ができると思います。心が豊かになれば、たくさんの人を幸せにする音楽を作ることもできると思います。

 

「今していることに全部の意識を向けてすること」がとても大切だと、仏教の教えを読むとあちこちに書かれています。

 

作曲をするときは作曲の作業に集中します。旅行に行ったときは、景色をめいっぱい楽しみます。歩くときは、歩いている足の裏の感触を楽しみます。過去や未来のことを考える必要のある時はそのことを考えます。でもずっと過去や未来のことに心を奪われてはだめです。

 

「今していることを全力で楽しむ」、ということを毎日毎時間、意識するようにしています。意識しないと、やっぱり不安な気持ちや心配事に流されてしまいます。

簡単だけど難しい

お釈迦様の教えは、全部簡単です。今は、いろんな研究者の方が、難しいことを丁寧に解説してくださる本もたくさんあるので、本を丁寧に読めば理解はできてしまいます。

お釈迦様の教えは簡単だけど、人間は欲望や感情があって、心があっちこっちふらふらするので、実践し続けることは難しいなと思います。

 

ほんの小さな感動も、大きな感動も、たくさん味わって、楽しんで、いい音楽をたくさん作っていきたいです。

 

 

 

 

 

イメージを曲にする具体的な方法についてまとめてみた♪

今日は、オーケストラの曲のアレンジをしていました。

今は、出雲大社大和王権をイメージした曲を作っています。

霊的な空気が漂うような神秘的な雰囲気や、壮大なドラマを感じてもらえるように、持っている音源を駆使して、制作しています。

 

イメージを曲にする具体的な方法について

アレンジがほぼ完成に近くなってきましたので、今日は、そんなイメージを表現するために、実際にどんな方法を使って作曲したのかを、書いてみたいと思います。

 

まず前提として、

1分15秒から30秒くらいの曲。

出雲大社大和王権をイメージした曲。

 

この2点が、作ろうと思った曲の制作条件です。

 

 

イメージを曲にするポイントは、キーワードからのイメージ、構成、楽器

 

1.出雲大社大和王権というキーワードから、神々を感じる霊的な空気、神秘的な雰囲気、荘厳さ、壮大さ、ドラマチック、力強さ、日本の伝統、日本の中心というようなイメージを導き出しました。

 

2.曲の構成は、AーBーA’ のような三部形式にしました。A'のところは、単なるAの再現ではなく、結構展開して盛り上がっていく感じです。

細かく書くと、Aは静かな神秘的でゆったりした雰囲気、Bは龍が一気に天に駆け上がるような雰囲気で、A’で最後に向かって情熱的に盛り上がるという構成です。

 

3.・楽器は、壮大さ、ドラマチックさを出したいので、オーケストラを主体にしました。VIENNNAの弦楽器、木管楽器金管楽器、打楽器を使いました。

・日本らしさを出すため、メインのメロディーは、「koto13」の音源を使用して、箏の音にしました。

・神秘的な感じ、霊的な感じを出すために、シンセサイザーを使いました。「omnisphere2」の音源でworld系の音源を多く使いました。生楽器の音が録音されている音源なので、オーケストラとの相性が非常によく、音質もきれいです。

・「omnisphere2」の、尺八のようなシンセ音も使いました。尺八の音源を持っていなくても、十分にイメージを出すことができました。シンセが入ると、音や時間の空間が広がるような感じが出せます

・神秘的、霊的な感じを出すため、さらにドラマチックな躍動感を出すため、太鼓と銅鑼とシンバルの音源を使いました。「ACTION STRIKES」とVIENNAの音源を使いました

 

DTMでオーケストラを作る時、現実のオーケストラのように音を重ね過ぎないように作っています。DTMの音源は素晴らしいです。しかし、本物にはかないません。特に中音域から低音域に音を重ね過ぎると、かなりもこもこして、フレーズの輪郭がぼやけ、全体の音の姿もぼやけます。本物のオーケストラなら、どんなに重ねても、濁ったりぼやけたりはしません。トーンクラスターだってきれいに聞こえます。

DTMのオーケストラと、本物のオーケストラのアレンジの仕方は、使い分ける必要があるんだなと、思います。

ゲーム音楽はそういう視点から聞くと、非常に上手にアレンジされていて、すごいなと思います。

 

イメージをどんどん具体的にして、形にして、自分の耳で確かめて作っていく、そのDTMの作曲作業が、とても楽しいです。どんどん上手になって、いろんな人をハッピーにしたいです。

 

 

 

 

 

 

作曲能力を上げる方法、思考する言葉を変える!

先日、近所のお祭りに行ってきました。

数か所のステージで、発表会のようなものが催されていたり、いろんなブースや、いろんな食べ物が販売されていて、スタンプラリーが開催されていたりして、とても賑やかでした。ステージの発表は、ダンスが多かったように感じました。子供たちがリズムに乗ってかっこよくダンスするのを見たりして、楽しみました。子供の習い事の中では、ダンスは、楽器より手軽に始められるのかもしれないなと思いました。子供たちが生き生きと自信たっぷりに楽しそうに踊っている姿が、すごく心に残りました。

 

さて、今日は、作曲し続ける日々での、メンタルの保ち方について、良いなと思える方法を、本で読んで、考えてみたことがあるので、それを書いてみたいと思います。

 

能力を上げる方法は、思考する言葉がポイント!

 

スポーツをする上でのメンタルの保ち方のようなことが書かれている本を読みました。

その本によると、一流の選手の能力を向上させる、良いトレーニング方法は、成功した理由、うまくいった理由を、自分で分析する、ということだそうです。

そうすることにより、高い自信を持ちながら、良いイメージを思い描くことになり、結果的に能力がアップする、ということになります。

 

かつては、試合でうまくいかなかったところを、ビデオで何回も見て、それを直す、という方法が多く行われていたそうです。しかし、その方法だと、無意識の中に失敗するイメージが刻み込まれてしまい、同じ失敗をしてしまいやすくなります。

更に、自分のダメだったところを何度も見て考えてしまうと、自分の能力は低い、と思い込んでしまうことにつながり、その人の本当の能力が引き出されてきません

 

これは、スポーツに限ったことではなく、どんな仕事にも、もちろん作曲にも、あてはまることだと思います。

 

作曲も同じ。思考する言葉を変えよう!

私は、作曲しているとき、アレンジしているとき、全体のバランスを見ながら、何度も、ここがうまくいかない、ここがまだ下手だ、だから直そう、という思考の反復で作っています。それは、悪いことではないと思っていましたが、その方法では、ダメという言葉を頭の中で、何度も繰り返すことになり、そのうち疲れてきてしまう気がしました。自信もなくなってしまいます。なんだかいつももやもやしていたのは、それが原因だったんだなと、感じました。

 

そうではなく、もっと自分が心地よく感じる音を探していこう、とか、もっと華やかにしたら全体が良くなるとか、そんな風に、マイナスではなく、プラスの思考から出てくる言葉を使った思考で、作曲をしていったらいいのだと思いました。

 

 

たくさんの人の心を平和にできる良い音楽をたくさん作りたい!

そのために、もっといい曲を書けるようになりたい!

そのために、これから、プラス思考で自分の能力を伸ばしていこうと思います。

 

音と遊んでいるときが一番楽しいです。その気持ちを、何とかいい方向に引っ張れば、自然に作曲が上手になれる気がします。

 

気になる、気になる、作曲力を高めるには、直し続けることが大事?

今日は、完成した曲の最終的な音の調整をしました。

 

1日とか、時間を隔てて聞くと、以前は気にならなかったところが、すごく気になって直したくなります。今日も、気になるところが次々に出てきて、それをひとつずつ解決していく作業でした。

 

音を直す作業をしているときは、夢中で気になるところを改善しています。あまりにも次々思い浮かぶので、その作業が永遠に続くのではないか、なんて思えてきてしまいます。

でも、一つずつ、順番に問題を解決していくと、必ず、「ああ、これで全部直せた!」「自分のイメージの音楽になった!」という瞬間がやってきます。

 

自分が納得のいくまで、直し続けることが大切なんだな、と、全部直し終わって、完成したと感じた時に、思いました。

自分で「微妙に違和感がある」と感じるところは、その違和感がなくなるまで、直したほうが、すっきりするし、1作品ずつの曲の質を、高めることにもなるんだな、と思いました。

 

中途半端に疑問を残したまま、できたことにしたら、早く曲が完成したことにはなります。しかし、そうやって仕上げてしまったら、毎回同じ課題を残し、曲の質も、自分の持っている能力すべてを出したものでは無くなってしまいます。一作品完成するたびに少しずつ、改善することも難しくなる気がします。

 

 

これからも、時間の許す限り、気が付いたら何度でも、直しつづけようと思います。

 

 

 

 

ギターソロを創作して弾く方法について考えた。やっと何とかなりそうだ~

今日は、アレンジが完成し、ミックスの作業に入ったところまで作りました。

 

有名なDJがトラックを制作している様子の、動画を見ていると、意外と細かい効果音をたくさん入れているんだな、と思いました。音数は少ないとも、多いとも、感じられます。ここ、というところにはたくさん音が入っていて、流れていく部分は少ない音で、存在感のある音で、構成しているんだな、という風にも思いました。

 

今回作っている曲も、何度も客観的に自分の曲を聞いて、音を加えたり抜いたりしました。永遠に直したくなるような、気になるところが出てきそうです。ひとまずこれで、EQやリバーブをかけて、音を整えていこうと思います。

 

ギターを習っていますが、前回のギターのレッスンで、「ソロの部分を考えて弾いてみよう」という宿題をもらいました。ソロを考えて弾くというのは、今までに無かったことなので、宿題をもらって数日間、すごく悩みました。今は、解決方法が見えて、何とか弾けそうになっている状態になりました。今回は、その解決方法について、書いてみたいと思います。

 

ギターのソロパートを、創作して弾く方法

今回は、MAN WITH A MISSIONの「distance」という曲のソロを作って弾く、ということに挑戦しました。

 

かっこよくて大好きな曲です。しかし、市販のスコアを見ながら自分でギターで弾いてみたら、テンポがとても速くて、技巧的なフレーズもあちこちに出てきて、難しい曲だということを実感しました。狼のみなさんはすごい!

 

この曲の途中に、歌詞がなくなり、器楽的な技巧を聞かせるような部分があります。

その場面で、スコアには書いていないけれど、ソロを自作する、ということに挑戦しました。試行錯誤しながら、次のような手順で、何とか形にできました。

 

ギターのソロパートを創作する手順

1.五線紙を用意し、ソロを作る小節ぶんの小節線を引きます。

今回は16小節だったので、1段4小節で4段ぶん、作ります。

2.楽譜を見て、小節線を引いた小節の上に、コードを書き込みます。

3.コードを元に、自由に音を選んで、弾いて指の運び方を確かめながら、音符を書いていきます。

 

この、3.のところが、最初はとても難しく感じました。

そこで、こんな風に考えて作りました。

 

ソロ創作の考え方

1.ソロって言っても、何も浮かばなかったため、まず、大好きなギタリストの動画を見て、何とか真似できそうなところを探す。

 

私が好きなギタリストは、DJアシュバです。あるコンサートに行ったとき、生演奏を聞いて、すごく楽しそうにギターを弾いている姿が心に残り、その後いろいろな曲の演奏を調べて聞いているうちに、大好きになりました。

ギターがしゃべっているように聞こえて、音楽の流れがとっても美しい、本当に感動するギターの音色で、しかも心からギターを楽しんでいるのが伝わってきます。

 

アシュバの演奏を聞いたら、技巧的な場面より、ギターで歌う場面のほうが多いということがわかりました。絶対にアシュバのようには弾けないけれど、自分のできる範囲でギターを歌わせるようなフレーズなら弾くことができる、と気が付きました。

 

2.distanceの曲の、サビや、全体の音を思い浮かべて、出てきた音のモチーフを取り入れる。

サビのメロディーがかっこいいので、サビのモチーフを使って展開させるようなイメージで作りました。

 

3.チョーキング、ビブラート、スライド、ハンマリング・オン、プリング・オフを入れて、ギターソロっぽさを出す。

できる範囲でいろんな技巧を入れてみました。練習すればどれもそんなに難しくはありません。

 

このような考え方にもとづいて楽譜を作り、弾いて確かめながら、何とかソロができました。今は自分で書いた楽譜を見ながら、何度も練習して覚えているところです。あともう少し頑張れば曲のテンポで弾けそうです!

 

ひとり悩んだ末に…

ソロを弾こうという宿題をもらった直後は、本当にどうしていいかわからず、けっこう悩みました。「次の一か月後のレッスンの時まで、先生に質問ができない。」「ソロが弾けてないと練習が進まない。」「練習できていない状態でレッスンに行っても、機会のムダ」「もう一か月レッスンを遅らせてもらうべきか?」というような、すごくネガティブな思考をしばらく繰り返してしまいました。

 

でも、もう少し自分で考えてできることがあるのではないかと、考え直し、時間は少しかかりましたが、上記のような手順で、何とか問題を解決しました。何とか、次のレッスンまでに、形にできそうです。

 

自作曲では、難なくギターパートを作曲していますが、自作ではない曲のソロを自由に弾いたことは無かったので、苦戦しました。これからも、どんなふうにソロを弾いたらいいのか、いろんなプロのギタリストの演奏を聞いて、考えてみようと思います。

 

作曲するにも、音楽を楽しむのにも楽器演奏は大事!

自分で楽器を演奏することは、つくづく大切だと思いました。

よくMAN WITH A MISSIONのコンサートに行きますが、聞いているのと、自分で弾いてみるのでは全然印象が違います。聞いているとあっさり流れているようなところでも、すごく技巧的なことをしていたり、パワーコードを弾き続けて、右手がすごくつかれたり、覚えるのが大変だったりします。そういうことを全部感じたうえで、コンサートに行ったら、もっともっと、狼さんたちの心に近づいて、今までより何倍も音楽を楽しめると思います。

 

ファンもスコアを勉強してからコンサートに行き、みんなで百倍音楽をたのしもう!

 

DTMのソフト音源を購入し増やしたメリットについて考えた

今日は、曲のアレンジ作業の続きをしていました。だいたいアレンジは完成しました。

当初はドラムを入れないつもりでしたが、全体のバランスを見て、ドラムを入れたほうが、前向きで明るい印象になる感じだったので、軽めのキックとスネアとハイハットを入れました。爽やかな感じが出て、作曲し始めるときのこの曲の目標は、達成できた気がします。

 

いろんな曲を参考にして、ベースやドラムの音を決めました。

ベースやドラムの音はすごく重要で、音色の選び方で、ものすごく印象が変わるんだなと、実感しました。

 

夏にソフト音源をいくつか買ったので、購入以前に比べて音の選択肢が増えました。

 

ソフト音源を増やしたメリットについて考えた

例えば、ドラムの音なら、Battery4、STYLUS、Avenger、TRK、REAKTORの中から選んでいます。その前はCUBASE付属の音源だけで作っていたので、今は圧倒的に選択肢が増えました。そして音の質もものすごくきれいです。

 

買った当初は、短い期間で一気に音源を買いそろえたので、自分が何を持っているのかがわからなくて、ひたすら調べて、実験と試行錯誤の繰り返しで曲を作ってきました。今は、どの音源をどういう風にどんな場面で使うのか、だいたい頭で先にイメージすることができるようになりました。

 

実感したことは、選択肢が多い中から音源を選べるほうが、自分の自由なアイデアを簡単に実現させることができるということです。曲の中で自分がイメージしたとおりの音を使うことができるので、完成した時にとても充実感があります。しかも音質もいいのは本当にうれしいです。作曲が楽しくなって、もっと曲をたくさん作りたくなります。

 

DTMのソフト音源は高価だったりしますが、その分の価値は充分にあると思います。

 

何よりも、毎日の作曲が楽しいと思えることがすごくうれしいです。

購入する前は、高価なので、すごくためらっていましたが、買って本当に良かったと思います。

これからも、音源をうまく手に入れて、いろんな音源を使って曲を作ってみたいです。

集中して作曲するには運動が大切、健康であってこそ曲が作れる!

今日もアレンジの続きを制作していました。

曲を作りながら、海や風や太陽の光がまぶしい景色がずっと頭の中に浮かんでいて、今日は雨でしたが、さわやかな一日だった気がしました。

 

ドラムを入れる気持ちは、最初の計画にはなかったのですが、だいたいアレンジができてきたところで、ドラムを入れたほうが、喜ばれる感じがしてきました。だから、ドラムを入れようと考えています。意外とかっこよく聞かせるのは難しいです。いろんな曲を聞いて、かっこいい曲の真似をして作ろうと思います。

 

さて今日は、健康について考えてみたいと思います。

 

作曲をする上での健康について考えた

最近、読んだ本や、動画の情報を見て、健康について考えるきっかけがありました。それ以前から、食べ物には気を付けていました。加工食品は一切食べていません。野菜やお米や豆や魚を食べていて、とても美味しく幸せな食生活です。

 

今回気になったのは、運動する時間が自分には足りていないなと、思ったことです。

 

良い曲を作るために、良い仕事をするために、元気な心と体が必要です。

 

最近読んだ本によると、私たち人類は、原始的な生活をしていた頃、とてもよく歩いたそうです。今のように飛行機も電車も車も自転車も無い時代は、ひたすら歩いて移動しました。人類の歴史を考えれば、そういう生活をしてきた時間のほうが長く、現代のように、ほぼ歩かず生活していた時間はごくわずかです。

 

そのうえ、現代は、座りっぱなしの生活をしている場面が多いです。幼稚園や小学校の授業に始まり、大人になっても、いすに座って仕事をすることが多いです。人類の歴史の中では、いすに座って休むということを人間はほとんどしてこなかったそうです。

 

つまり、人間が自然に楽な姿勢を保つためには、歩く時間を作ったほうがいい、ということです。

 

いすに座って長時間デスクワークをしていると腰が痛くなってきます。

私は、低い机でいすなしで作業しているので、DTMで曲を制作しているとき、座らざるを得ません。するとだんだん腰や足が痛んできます。

ところが、疲れてきたなと思いながら、外に出て歩いてくると、痛みや、腰のゆがみがすっかり治ります。そしてまた、集中して作曲作業に入り込めます。

 

最近、時間を作ってしっかり歩くようにしています。読んだ本にも、一日一万歩くらいは歩くと良いだろう、と書かれていました。今のところ歩数はカウントしていませんが、一日3回は外に出て、1回につき最低でも20分間くらいは歩いてくることにしました。

 

そんな生活に変えてみたら、なんだか体が軽くなった感じで、気持ちも前向きになってきました。頭もすっきりして、集中して作曲に取り組めるようになって、いいことばかりです。

 

以前は、「そんなに運動に時間をかけるなんて、その分作曲に時間を使ったほうが効率がいい!」と思っていましたが、それは間違いでした。

 

私たちは、生身の生物です。機械ではない。植物が水と太陽光を必要とするのと同じように、人間は、体を動かす必要があるんだな、と実感しました。

 

この先、人間の寿命は延びます。肉体の寿命は120歳くらいだけれど、脳の寿命は200年と言われています。私たちは、けっこう長生きします。最後まで、心も体も脳も元気で、いい曲をたくさん作るには、ずっと健康であることは欠かせません。

 

健康は意識して作るもの!

健康は、日々の積み重ねで作っていくことでしか、保つことができないものだと思います。栄養のある食事、十分な睡眠、打ち込める仕事、適度な運動リラックスできる時間、を毎日意識してすることによって、はじめて健康を手に入れることができるのだと思います。

 

自分の体を大切にできて初めて、いろんな人を幸せな気分にできる音楽を提供できるのだと思うので、これからも、試行錯誤して、元気な心と体で仕事ができるような方法を考えていきたいと思います。